2005年4月20日水曜日

近年,各企業や研究施設からさまざまな優れたロボットが発表されている.ホンダのasimoやソニーのQRIOはその代表格で,一般人にも知られるほど有名なロボットである.

また,NECのPaPeRoは芸人と漫才ができるという..


ぼくの所属している研究室もあるロボットを発表している.客観的にみても,すぐれた技術をもっていると思う.



しかし,最近思うことは「本当にロボットにこんなことさせてていいのだろうか?」ということ.企業はお金が儲かればそれでいいかもしれない.大学は学生が集まればいいのかもしれない.しかし,いま行われていることは基本的な技術はどこも同じで,デザインや動きを変えてみせているだけである.つまり,見せ方が違うだけで中身はどこも変わらないということ.

��ただ,現在開発されているロボットの技術は本当にすばらしいものばかりであるということは忘れてはいけない....)


いま万博もやってるし,ロボットをつかって高校や中学校にでむいてロボットを見せるようなイベントも行われている.中高生,あるいは小学生にとってはとてもいい機会であるとはおもう.そこでロボットに興味を持って,将来ロボットの研究者になる人もいるかもしれない.


しかし,未来の研究者を育てることはおいておいて.....いまの研究者はなにをしたらいいのか?


ぼくは,未来の研究者の教育よりも自分で現状を打破したいと思っている.いまロボット技術でなにができるのか.もっとよくするための技術とはなにか.そもそもロボットの存在意義とはなにか...エンターテイメントではないはずだ.....

それを見つけるためにMITにいく......


こんなのやでしょ???

toire.jpg


1 件のコメント:

  1. はじめまして。
    研究用とはいえ、なんとも表現しがたい感情が・・・。(^^;
    介護を意識して開発されているのでしょうが・・・何かが違う気がします。

    返信削除