2006年5月24日水曜日

今期の授業もすべておわり、ほっと息をつきたいところだけれど、昨日から始まったsponsor weekのおかげでまた忙しい毎日。

ぼくの所属しているmedia labは企業からのスポンサーで成り立っているといっても過言ではないくらい、スポンサーを集めている。日本の企業も多い。スポンサーを集めるため、あるいはスポンサーにラボを見てもらうために、media labには年に2回sponsor weekというものがある。これはDigital Life and Consumer Electronics Laboratory(DL/CEL)とThings That Think Sponsor Meeting(TTT)(たぶんregistしないみれないと思う)と呼ばれる2つのイベントから成り立っている。基本的には両方ともスポンサーの企業から役員クラスの人から研究員の人までmedia labに来て、研究成果を見学するというもの。
ぼくにとっても、media labで行われている研究を見学できるいい機会。前回のsponsor weekは中間テストの真っ最中だったので心に余裕がなく、自分の研究を説明するだけでも精一杯だったけれど、今回はぜひラボ内をまわろう。

チームワーク

チームワークってやっぱすばらしい。
1回歯車がそろうと、一人一人では絶対にできないようなこともできてしまう。

前回とまったく反対のことをいっているけれど、両方とも事実。今期2つの必修を履修していたのだけれど、今日最後のプロジェクトのレポートが終わった。これももう片方の授業と同じく、
��,4人のチームによるファイナルプロジェクト。このチーム4人中3人がロボット関係の研究をしているということで意気投合。しかも一人の奥さんに赤ちゃんが生まれるからといって、最後までいっしょにプロジェクトをやることができなかったんだけれど、ぎりぎりまで本当にがんばってくれて、ほかの人たちもそれに答えるように結果を残した。
たまたまみんなの意識が一致していただけかもしれないけれど、締め切り3時間前に仕上げて提出した。内容は完璧とはいえないけれど、満足はしている。
これからも必修の授業はいっぱいうけなければいけないし、チームでのプロジェクトもいっぱいあると思う。メンバー選び、慎重にやろう。

2006年5月20日土曜日

チームワークってやっぱ難しい。
1回歯車が狂うと、修正が難しい。そして、時間だけが過ぎていく。これが同じ国の人だったら、同じ言語を話すし、近い価値観をもっているから、まだマシだったかもしれない。でも、チームメートはお互い違う国の人。言語の問題よりも、価値観の問題のほうが大きいと思う。この人とはうまくいかない。なにを言っても聞いてくれない。そんな人だって今さっき気づいた。。。

これなら、むしろ1人でやったほうがいい結果を早く出せたもかもしれない。

今週に入ってから毎晩集まって、コーティングをしてきたのに、最後の最後になって、レポートを書き終えることができませんでした。昨日は授業が終わって、夜の6時に集合。dead lineの11時59分にはほぼ終わりかけていた。
チームメートは3人。1人は学部生で1人は大学院生。おれと学部生は、コーティングとライティングのペース配分を考え、きっちりdead lineには間に合うつもりでやっていた。しかし、大学院はずいぶんのんびりしていた。このときに気づくべきだった。そして、一通りレポートを書き終えるとその大学院生が
「ここのsectionはもっと短くてわかりやすいほうがいい。」
と言い出した。このとき、すでに11時。その大学院生が問題のsectionを担当するといいだしたので、書き終えるのをまっていると、
「この絵を書き直して」
とか
「このsectionもだめだな」
とかいう始末。自分も学部生もちょっと怒り気味。さすがに時間に間に合わないと思ったので、提出しようとすると、そいつは急に怒り出した。もう何をいっても聞いてくれなかった。
そして、現在朝の7:30。ありえない。。。。
その後、結局朝の9時に提出。
冷静になって、昨晩のことをちょっと考えてみた。たしかにあのまま提出していたら、ちょっとわかりにくかった内容だと思う。プログラムの仕様がぎりぎりになって変更したので、それにあわせて文章をつぎはぎしてたから。それは認める。しかし、彼の書く英語はかなりひどいので、彼が担当した部分は結局学部生がほぼ書き直した。
時間に遅れるってことが常識になっているここでは普通なんだろうか。しかし課題提出の期限はきっちりする先生はかなり多い。もしかしたらpenaltyもあるかもしれない。
とにかく一番の原因は全員の考えを一致させようとしなかったことだと思う。こういうときにリーダーシップがある人はバシッとみんなをまとめていくんだろうな。また同じような機会があると思うので、今度はチームメートはしっかりと選びたいと思いました。

2006年5月17日水曜日

got a problem ?

賞金が大きなcompetitionはこれまでにいくつかありました。

たとえば、DARPA grand challenge。DARPAは米国議会からの指令に基づき、数年前から軍用無人自動車向け新技術の育成に乗り出していた。しかし2004年の大会では、全ての参加チームが予選落ちとなり、優勝チームを決定するには至らなかった。そして去年、4チームが走破し、トップのstanford racing teamが賞金200万ドルを獲得した。

たとえば、X PRIZE。X PRIZEは、民間による最初の有人弾道宇宙飛行を競うコンテスト。賞金を獲得するには3人乗りの状態で、2週間以内に2回の飛行を成功させなければならない。今年、SpaceShipOneがカリフォルニア州モハベで飛行2回目(X2)を成功させ、賞金1,000万ドルを獲得した。


今月のdynamic walkingという学会に行った友人がお土産にもってきてくれたのはW PRIZEと書いてある紙だった。

このcompetitionは10kmの距離を10,000秒以内に10kj/kgのエネルギーコストで歩くロボットのコンテストらしい。コースには階段などの障害物があり、しかもロボットがautonomousでなければならない。この企画のオーガナイザーは受動歩行で有名なMcgeer氏。この企画のホームページを探したけれど見つからなかった。
wprize.gif

この企画の賞金は、20,000ドル。ちょっと規模が小さいけれど、2足歩行ロボットの研究をしていて、もしこのようなタスクが実行できるようなロボットができちゃったら、チャレンジしてみる価値はあるのでは?

2006年5月13日土曜日

今日は今期に取っているクラスのdemo dayだった。これはfinal projectの発表会みたいなもの。各グループがいままでにやってきたものを10分間発表した。

うちのグループは以前の記事にもすこし書いたけれど、P2Pを使ったMassive Multiplayer Online Game(MMOG)のためのライブラリをつくること。
その後、いろいろとチームメイトと話し合った結果、P2Pだけではセキュリティ問題を解決することが難しいので、クライアント/サーバとP2Pを組み合わせたskypeのようなシステムをMMOGに応用することに決定。
そして、発表日。ほかのチームのレベルの高さにびっくり。すごいところはもうプログラムを完成させていて、PCを持っている学生にそのプログラムをダウンロードさせて、デモを行っていた。
デモの様子の写真がアップされています。私はどれでしょう??

2006年5月10日水曜日

ほかの大学はすでに夏休みに入っているところもあるけれど、MITはfinal examの週間をいれると3週間もある。この時期学生はテストやプロジェクトの締め切りに追われる毎日で、心なしかあわただしい、、気がする。

以前、ここで紹介されていた本、実際にマッキンゼーの人に評判を聞いてみた。
この本もいいけれど、この本よりもさきに読まなければいけないものがあるらしい。それは、これ
ロジカルシンキング
つまり、プレゼンするまえにしっかり考えろってことでしょうか。こんど2つとも読んでみよう。
セメスターも終わりに近づいて、読みたい本ややりたいことがだんだん増えてきて、そのリストに載っていることを夏中にやることができないくらいになった。また秋セメスターにはいってしまったら、自由な時間が限られてしまうので有効に使わなければ。time is money、本当だ。

2006年5月5日金曜日

行きました、自分ではなく同じラボの人たちが。

やっと、あのクラスのquizも終わりひと段落、と思いきや、アドバイザーから
「月曜日にミシガンでやる学会で発表するから結果をくれ」
といってきて、ちょっとディスカッションをしたところ、かなり思いタスクが発生。一息つく間もありませんでした。
この学会は6日から行われるdynamic walkingという学会。実は今年の1月の時点では、ぼくはこの学会に論文を出して、参加する予定だった。けれど、アドバイザーの心変わりでこの論文は違う学会に提出した。
今回思ったことは
「セメスター中に学会行っては危険」
ってこと。学会にいくと少なくとも2,3日は授業に参加できなくなる。ほかのクラスはどうかわからないけれど、いまぼくが取っているクラスはこれが命取りになりかねない。頭のいい人ならすぐに取り返せるのかもしれないけれど、おれはきっと無理、だと思う。。。
何がいいたいかというと、今回提出した学会も秋セメスターの真っ最中にあるということ。しかも、場所は北京。まだアクセプトされるかどうかはわからないけれど、もし通ってしまったら、ボストンから北京に、しかも2,3日の期間だけ学会に参加しに行かなければならない。通ってほしいようなほしくないような。。。
しかし、そろそろ学会に参加しないと、せっかくいままでに知り合いになれた人たちに忘れられてしまうので、行こうと思ってますよ。通ればね。

2006年5月3日水曜日

ゴールデンウィークなんだ。。。なにそれ。

と言いたくなるくらいやることが多いこの1週間。別の意味で"ゴールデンウィーク"。
今週はテストがあるというのに、やる気がでない。こんなときもあるのかな。テストの結果がいまから怖い。
このところ12時に寝て8時に起きる超健康的生活をおくってます。勉強時間は。。多分足りない。
このセメスター受けている授業のひとつのnatural language。この授業のファイナルプロジェクトの提出が5/19ということで、この先生とプロジェクトの課題についてミーティングをすることになった。課題といってもやることは自由で、natural languageに関することならなんでもOK。
ミーティングの場所はlegal seafood。そう、ボストンでは有名なシーフードレストラン。この先生、すべての学生とミーティングをするんだけれど、最近は毎日どこかのチームとこのレストランに通ってるらしい。というわけで、ちゃっかり30ドルくらいのランチとデザートまでご馳走になりました。このお金、どこからでてるんだろう。。先生のポケットマネーか、あるいは。。。。