2005年12月22日木曜日

とりあえず、今日今セメスターのすべてのfinal examが終了しました。

計算機がいらないということで、記述問題が中心になると予想して、見事に的中。でもものすごい量の問題。問題用紙が16ページくらいあった。試験の時間は3時間。この日のために今月は遊ぶのもすきなバスケも我慢して勉強してきました。過去門もいっぱいやったけれど、難しすぎ。こんなんで大丈夫かと思いつつ、当日をむかえてしまう。
今回のfinalは手ごたえがあった。これをmidtermでもやれてればと後悔。このセメスターはMITでの勉強のしかたを勉強しました。
そして、終了と同時にラボへ。今日が試験の最終日ということですでに試験が終わっている人も多く、すでに実家に帰った人も多い。人が少ないラボの中で、アドバイザーとすこしディスカッション。疲れているからかもしれないけれど、話についていけず少しへこむ。
とりあえず、帰国まで数日間あるので少しでも研究を進めようと思ってます。(バスケも)
セメスターが終わるころにはここの生活にもなれてるよっていわれたけれど、また春セメスターがくると思うとほんと憂鬱。アメリカの大学生はすごいな。。。。

2005年12月16日金曜日

!?!?

最近勉強ばっかだけれど、変な充実感は感じてます。よく明け方まで勉強して朝日をみてから寝ていた独身時代を思い起こすような生活です。

大学を卒業して修士、博士課程と進学したけれど、授業はあまりうけていなかったので、宿題とかテストとか部活で忙しかった学生時代を思い出しつつ、いまの生活にひぃひぃいいながらがんばっています。ほかの学生を見ていると余裕そうなのが信じられない。ほかの日本人もやっぱ余裕なのかなぁ。自分だけばかだからこんなつらい思いしてるのかとふと思うときもあるけれど、そんなこと考えていたってなんも解決にならないので、ここは「おれでもこんなつらいんだから、ほかのやつはもっとつらい」とジャイアニズム信者になって、自分を応援してます。
朝、ふと窓の外をみてみると、
freezing.jpg

普通に川じゃないって思ってる人、これ表面が凍ってます。こんなの見るのは初めて。狩野川(沼津の川)なんてまったく凍らないもんね。興奮してラボの友達に話をしてみると、
「ふつうだよ。」
だって。そりゃそうだけどさ。
最近雪は降らないけれど、本当に寒くなってしまいました。早く春がこないかな。

2005年12月14日水曜日

今日は朝ラボにつくなり、いきなり
「asimoの新しいやつが発表されたらしいんだけど、日本語が読めないからホンダのページをみせてくれ!!」
といわれました。

そんなの英語のページもあるんじゃないと思いつつ、見てると時速6km/sで走ってるasimoの動画発見。はじめて見ました。
ほかにもいろいろと動画がアップされていて、みんなでみているとあまり前屈ができないasimoをみて、
「前屈だけはmorphのほうがいいね」
だってさ。まぁ、そうだよね。
そしてお決まりのディスカッション。なんで日本はこのようなロボットをつくりたがるのか?そんなのおれに聞かないでとか思いつつ、いろいろと話をする。本当にロボット産業がホンダのいうように8兆円になるのかどうかはわからないけれど、若い研究者たちに期待しつつ、ロボット産業の行く末を応援したいと思う次第です。じゃないとロボット産業に力をいれている日本自体がまずいもんね。
がんばれ、ロボット、がんばれ、日本。
今日は、アドバイザーが2週間ぶりにタイから帰ってきたので、ひさびさのミーティングになりました。なんでもタイのプリンセスと昼食をしたとか。
そして、研究について話をしていると来週のミーティングまでにタスクを与えられる。来週の水曜日がfinal examなのにと思いつつも、ここで言い訳しているとできないやつと思われる。というわけで強がりつつも承諾。そして、次の人がアドバイザーと話しているとやつもタスクを与えられる。するとそいつは
「final examがあるから無理!!」
だって。あぁ、言っていいんだ。。するとアドバイザーからやさしい一言。「kenもfinalがあるんじゃないか?」
まぁ、でもここでひとつできる男っぷりをアピールしようと思っています。

2005年12月11日日曜日

なんかfuRoの人たちにもばれてるようなので、こんな記事も書いてみたり。。

現在、青山スパイラルでこんな個展が開かれている。
リーディング・エッジ・デザイン、プロトタイプ展
美しい技術の展示会、「L.E.D.展“MOVE”」開幕
渡米前にやっていたいろいろなプロジェクトのデザインをいろいろとやってくださっていたL.E.Dが個展を"MOVE"と題して個展を開いているようだ。行きたかったな。こっちにきてから4ヶ月弱なので新しいものはあまりないようだけれど、morphとつる下げているハンガーははじめてみた。後ろに見えている研究員も元気そうでなにより。。11日までやっているみたいだから行ける人はぜひいってみて感想を教えてください。
スパイラルといえばいろいろな思い出があるなぁ。確かposyメディアファッションのショーでデビューしたのもスパイラル。
スパイラルといえば槙文彦さん。かれは新しいmedia labの建物をデザインしたらしいんだけれど、いつまでたっても工事は始まらないらしい。話が白紙に戻ってしまったといううわさもちらほら。おれとしては新しい建物で研究してみたいのだけれどな。。
ところで、彼はおれの母校の加藤学園暁秀初等学校もデザインしたってしってた?おれはまったくしらなんだ。。。

最後の山場。。

final projectのinterviewがありました。もちろんと先生と。

これは授業のfinal projectをしっかり理解しているかどうかを確かめるためのものらしい。おれの場合は前々から先生に何回も質問しているから先生は内容をほぼ知っているし、おれが理解していることも理解していた。なので終始雑談。この日は雪がすごいことになっていたので、日本では雪はどうなのかとか聞かれたし。
final projectの内容もいいってほめられて、「対象にしているデータが悪いけれど手法としては学会に出せるレベルだから1月に来なさい」って!!ほんとがんばったから、うれしくなってラボに戻った後、隣のやつにこのことを言ったら
「毎年そのクラスから数人が学会に参加してるよ。そうやってその先生は論文の数を稼いでいるんじゃない?」だって。。。。
少しの間くらい素直によろこばせてよ。。。
まぁ、お世辞とはいえほめられたからにはひどい点数はこないだろう。あとはfinal exam。それが終われば日本。

2005年12月10日土曜日

バスケ後、大雪

今日、IMリーグの3試合目があったんだけど、結果は負け。

なんか、おれこっちにきて下手になった気がする。体重が最近減ってしまったし。そして日本に帰ったらインサイドとかやるんだろうな。ぼろぼろになる予感。イメトレだけでもしとこ。
そして夜があけると、窓の外は真っ白。最近は寒かったんだけど雪は降らなかった。そして、今日各地で大寒波がきてるらしくて、ボストンでも大雪。窓からチャールズリバーがみえるんだけど、川の表面が凍ってるのがみえる。
寒いの嫌い。今日はこのまえ提出したfinal projectのレポートに関するinterview。先生ともうすでに仲良しだから多分大丈夫。なはず。。。
最近ブログ続かないな。。
今日、machine learningというクラスのfinal projectのレポートを提出してきました。

これは5週間かけて自由なことをやりなさいというもの。おれの課題はprinston reveiwから日本人の海外大学の出願結果参考データをダウンロードして、TOEFLとかGPAとかGREのスコアから合否を判定しようというもの。とうぜん、大学によってデータの量がまちまちだし、学部によっては1人しかデータがないところもある。そんなデータだけれど、いろいろな手法を駆使して80%くらいのclassifierが結果としてできあがりました。
そのclassifierで自分のスコアを判定してみると0.49。。。おれのfinal projectの結果によると、おれはMITにぎりぎり不合格になると。。
まぁ、ほかにも推薦状とかエッセイとかいろいろな要素があるから結局はこのfinal projectも信憑性がないんですけどね。
とにかくつかれました。。

2005年12月3日土曜日

この研究室に所属して早3ヶ月が過ぎた。
先月のある日、自分のデスクの上に2つの箱がおいてあった。あけてみると。。

中にはマグカップと名刺が入っていた。
businesscard1.jpg

このマグカップはmedia labのメンバーはみんな持っているカップらしい。デザインは誰がやったのかは不明だけれど、たしかにカップにラボの建物らしきものが見える。けれどパンダとかは意味不明。でも現在愛用してます。
そして名刺。これは2週間くらい前に自分で発注したもの。media labではスポンサーや企業の見学者がいっぱいくるので、学生にも名刺を持たせるようにしているらしい。デザインはもうすでにきめられているけれど、名前の上にある3色のパターンは自分で決めることができる。発注はネットからするのだけれど、箱を開けてみて唖然。色がぜんぜんちがうじゃん。画面の色と現物の色がちがいすぎる。まあ、気にしないけどさ。
そして、出発前に兄からもらったGiorgio Fedonの名刺入れにさっそくいれてみる。いままで名刺がなかったし、あまり使う機会もなかったのでつかってなかったけれど、これでやっと使うことができたよ。

2005年12月1日木曜日

final projectのdueが近づいてきたと昨日書いたけれど、アドバイザーから割り込みが入ってしまった。
彼から来たメールによると、おれはある試験を受けなければならないらしい。

よくわからないまま、メールに張られていたリンクをたどるとあるページにたどり着いた。
https://www.citiprogram.org/default.asp
これはVAに関するものってメールにかいてあったけれど、VAって知らないし。。と思っているとDepartment of Veterans Affairsのことらしい。
退役軍人??もっとわけがわからなくなってきたので、そのページをよく読んでみた。すると、どうやら、人間を被験者として扱う際にはこのページの試験を受けて、Completion RecordをVAに送らなければならないらしい。
つまり、おれは義足の研究をしているので将来的には足を失った人を被験者を扱わなければならない。そのためには、共通の倫理やinformed consent、被験者の扱い方に関する知識をつけなければならない。そのために、このメールがきたのである。試験自体は難しくないんだけれど、非常に長い。9つのモジュールから構成されていて、1つモジュールにつき、参考となる文章を読んだ後に試験を受けるのだけれど、1つのモジュールで15分以上かかった。そして終わったのが3時間後。
過去には戦争時代行われた被験者の乱用が問題視されたらしい。人権問題にも発展し、大きな問題を残してきたのだけれど、1990年くらいにこのような共通化したマニュアルができあがったみたい。たしかに重要だと思う。
しかし、被験者を必要とする実験を行う場合、実験が最大のbenefitを生むようにしなければならないし、そのために書類を山ほど書かなければならないらしい。人を直接扱う研究って大変なんだな。。。日本ではどうなんだろう。。
この日は授業とその3時間の試験でぐったり。final projectどうしよ。。