2006年4月29日土曜日

ブログのタイトルを変えてみた。自分に危機感を与えるため。最近燃え尽き症候群。まだセメスター終わってないのに。。。

前回の記事にも書いたdistributed computer systemのfinal projectの2回目のレポート提出が明日ということで、一緒にプログラムを組もうという話になった。集合は8時。もちろん夜の。
どうやらみんなでcodingをやるらしい。しかも、言語はpython。なんか楽しい。夜お菓子をみんなで食べながらする勉強会のような雰囲気。前回やったときには12時には家に帰っていたけれど今日は遅くなりそう。
来週水曜日提出の宿題が奇跡的に1週間前に終わったので残りはテスト1つとfinal projectが2つ。
さっきミーティングしている部屋に犬がきた。写真を写そうとしたら逃げ出してしまった。stata centerの9階の犬、かわいいです。だれの犬だろう。
dogstata.jpg

2006年4月28日金曜日

いま夜中の1時。チームメイトとcodingをやってます。

最近結婚式の招待状をもらいました。しかも2通。しかも2人とも高校の同期の親友。正月に日本に帰った気には何が何でも帰ろうと思っていたのに、やっぱ思うようには行かず案の定クラスのfinal projectの提出日が重なってしまって、結局行けないことになってしまった。
正月に「4月に結婚するんだけれど、kenはこれないよね???」っていわれたやつも高校の同期。
なんと、高校のバスケ部の同期3人が今年4月と5月に結婚するんだ。めでたいことなんだけれど、行けないことが本当にくやしい。アメリカに来るときに、ある程度は覚悟していた。これまでと同じように友達と頻繁には会えなくなる。やりたいこともやれなくなる。n-eastでバスケもできなくなる。でもそれ以上にやりたことがあってここに来たはず。
でも親友の結婚式に行けないなんて思ってなかった。これから、「あいつはアメリカにいるから結婚式には誘えないな」とか思われて、これまでのつながりが消えるのが一番こわい。
現に日本にいたときにも、遠くにいるからって飲み会誘わなかった人とそのまま連絡が途絶えたこともあったし。
幸いいまはインターネットの時代。SNSもあるし、メールもできる。気が向いたら用事がなくても「最近どう?」みたいなメールを送ってみようと思いました。
最後になりましたが、los、toy、ご結婚本当におめでとう。自分のことのようにうれしいです。日本に帰ったときには絶対に会いに行くのでよろしく。

2006年4月25日火曜日

友達っていいね

春セメスターも残り1ヶ月を切りました。

この春セメスターの前半は本当につらかった。睡眠4時間くらいで食べている時間と寝ている時間以外は宿題やってたのに、宿題が全部終わらないっていうプレッシャー。そして眠気に負けてしまう弱さ。自分のふがいなさ、ばかさかげんに本当に嫌気がさした。そんななか、親や同じ学科の日本人やtyamaさん、日本の友人、後輩からの励ましでなんとかここまでやってきた。何度もうだめって思ったことか。Ph.Dとるまでにこの10倍は苦しむよって研究室の友人に言われた。大丈夫かな、おれ。とりあえずあと1ヶ月。
春セメスターは細かいものを抜かすと、宿題1つと来週のテストと2つのfinal projectを残すのみ。
いまはfinal projectのひとつのプログラムに追われています。distributed computer systemという授業でこのセメスターでおれがもっとも苦しんでいる授業。3人でチームを組んでこれまでに学んできた技術をつかって、なんかのシステムを構築するというもの。うちのチームはP2PをつかったMMOG(Massive Multiplayer Online Game)を作るというもの、らしい。要はたくさんのプレーヤーが参加できるゲーム。
うちのチームのwiki
チームメイトはスーパープログラマの学部生とばりばりのシステムのドクターコースの学生、そしてなにもできない機械科出身のおれ。
幸いなことに優秀なチームメートに恵まれたみたい。とりあえずできることをやろうとは思ってます。

2006年4月23日日曜日

boston dynamicsのあの人

いろいろなところで紹介されているBoston DynamicsBigdog。知ってる人も多いと思うけれど、今日はそのBoston Dynamicsの創始者Marc RaibertがMITの機械科のセミナーに講演に来た。

Bigdogの動画は以前からいろいろなページで紹介されているけれど、一応ここでみれます。
Boston DynamicsとはMITのAIlabからスピンアウトしたベンチャー企業で、現在は主に軍からの資金でロボットを開発している企業。Bigdogは重い荷物をどんな悪路でも運ぶことができるようにするためのロボット。
前にもMarcにはあったことあるけれど、この日は長い時間話がする機会があった。というのもこの人はぼくが所属しているBiomechatronics groupの前身、leg labにいた人なので、うちのラボのメンバーのほとんどが知り合い。
講演はほんとに興味深かった。。まず話し方がうまい。bigdogの制御やいろいろな動画、また転ぶところの動画とかも見せてもらって本当におもしろかった。やはり実用を意識しているせいか、Bogdogの制御はとても簡単でしかもバネなどのパッシブな要素を使って、なるべく制御する部分を少なくしているといっていた。
ただ問題点があって、エンジンをつかっているため、非常にうるさいらしい。。
これからaiboが購入できなくなるといことで、MITのあるAI系の研究室はaiboをやめてlittledogを使おうかといっていた。こういう研究室がいっぱいあったらBoston Dynamicsは儲かりそうだな。。

2006年4月21日金曜日

いよいよ春セメスター大詰めを向かえてきました。
なんかやることがいっぱいあると吐き気がするのはなぜだろう。。

前回の更新からだいぶだってしまった。。
今週の月曜日、ボストンではボストンマラソンが行われました。この大会は市民マラソンではもっとも歴史が長いらしく、ものすごい数のランナーが毎年参加しています。そして、このボストンマラソンは参加するためには35才以下の人は3時間10分を切らなければいけないらしい。計算してみると、1kmを約4分30秒で走らなければならない。初めの10kmくらいならまだしも、自分がこれを42kmも続けられるとは思えない。
今年はアテネオリンピックに参加した土佐礼子選手が参加していました。終始レースを引っ張っていったみたいですが、最後に突き放されて3位。ぼくらはゴールから1kmくらいのところで観戦していたんだけれど、かなり苦しそうな顔をして走っていた。最後、くやしかっただろうな。
招待選手が一通りゴールしたあと、あとからものすごい数の一般参加選手がとおりすぎました。なかには、ゴリラの着ぐるみをきたり、プレスリーのコスプレをした人とかも。本当にスタート地点から走ってきたのかな。。
そして、スタートから4時間15分くらいがたったときに、ずーーっとまっていた日本人ランナーが僕たちの前にたどり着きました。その名前は村上春樹選手。ここで検索するとタイムが出てくる。そう、あの作家の村上春樹さん。なんと、57才でマラソンに参加していた。すごい。声をかけると手を振ってくれた。
ひさびさに休みをゆっくり過ごすことができました。

2006年4月6日木曜日

なんと、今日雪が降ってます。。。

3月中旬くらいから本当にあったかくて、サマータイムの始まってこのまま夏に向かっていくのかと思っていたら、今日の雪でちょっと冷え込んできました。
やっとこさ、3月21日提出日の宿題を終えました。先生に相談して春休みのあとにやることにしていたけれど、やっぱつらかった。先週の土曜日からやってきたので、4.5日くらいかかったことになる。これなら本当の提出日までに終われたんじゃないかという感じ。あぁ、くやしい。。またAとれないや。。
春セメスター後半も始まって宿題のいっぱい出始めていよいよ忙しくなってきました。でもなぜか夜はしっかり眠くなる。20代前半のときは、ばりばり夜中も研究をしていたんだけれどいまは無理。年か、モチベーションの違いか。昔より気力がなくなった気がする。あんまり好きじゃないコンピュータサイエンスの授業だからだよってまわりはいってくれるけれど、本当かな。いまはそう信じてがんばります。
かなりQualの雲行きがあやしくなってきたけれど、がんばりますよ。最後まで。

2006年4月3日月曜日

無事にアメリカに帰国しました.

実ははじめてのロンドン.物価が高いことを除けば本当にいい所.時期が時期だけに観光客が本当に多かった.それだけ魅力的な場所ってことかな.ボストンでも日本人観光客がよくみるけれど,それでもロンドンでみた日本人観光客の多さには驚いた.そしておれも今回はただの日本人観光客.
考えてみれば,海外旅行ってほんとひさびさ.今回はただ純粋に観光を楽しめた.
そして,今回の旅行にもっていったダビンチコード.時差ぼけを利用して,二晩で読んでしまった.真実かどうかはさておいて,本当に引き込まれた.さらにほんの舞台である場所に行ったりして,本当にロンドンを満喫できた.ただ,テンプル教会に行ったときに「Da Vinci Code facts and fictions 3 pounds」と張り紙があって,教会が閉まっていたのにはさすがに教会がいやらしいと思った.Westminster Abbeyも有料だったし.本の人気にあやかっているところがなんかね.
そして,今回の旅行の目玉のN-OPERA.producerが幼馴染み.おなじみのマクベスの中に確かに日本のよさを見た.本当に引き込まれた.正直いってはじめたはなめてた.能とオペラってどうなのって.でもはじめにマクベスが舞台の上で能の歌声で舞っているのをみて,鳥肌がたった.そして,オケの迫力.能もオペラも何も知らないおれが本当の楽しめた.
何よりもそんなものを企画している人たちが同世代っていうのがおどろき.すごい有名な会場を押さえて,スポンサーを集めて,役者をそろえて,作曲して,演出して,宣伝して....いっぱい大変だったであろうことを乗り越えて,講演を終えた幼馴染みと役者さん,ほんとうにかっこよかった.ありがとう.
いい刺激になりました.来週からまた授業,宿題,研究の日々.地道にがんばろう..結果はどうあれ.