2006年3月28日火曜日

大学生活のつらさと不安をすっかり忘れて無事にロンドンにつきました。

はじめてロンドンに来たけれど、やっぱヨーロッパってアジアやアメリカと違って町全体に統一感というか歴史を感じられるところがあって好き。ボストンはアメリカの中でも歴史が長くて、古い建物もいっぱいあるけれど、やはりヨーロッパに比べるとどうもいまいち。ボストンの好きなところもいっぱいあるけどね。
実は大学生のころ、あこがれていたのはアメリカではなくロンドン。大学の短期の留学に申し込んだんだけれど、点数が足りなくてオーストラリア国立大学にまわされたので行けなかったという苦い経験もあるくらい、あのころはなぜかロンドンに留学したかった。結局オーストラリアにも行かなかったけれど、現在アメリカに留学しているのでまー結果オーライ。
そのロンドン。あのときに行かなくて良かった。物価が高すぎ。親に迷惑をかけるところだった。。。。ホテルからネットにつなげると2分0.5ポンド(1ポンド200円)という設定におどろき、ご飯をたべるときでも5ポンドは超えてしまう。ロンドンの中心地だからか?とにかくボストンに比べるとすべてが高くてびっくり。ネットに関しては近くのネットカフェでなんとかしのいでいます。でももう幼馴染みと連絡をとれたので、しばらくオフラインになりそう。
みなさん、お元気で。

2006年3月27日月曜日

??

Midterm Examも終わりMITも1週間のspring vacationに入りました。
いまからロンドンに行ってきます。

おれは私立の小学校から公立の中学校になったからか、幼馴染みという関係がそこで断たれてしまった。と思っていた。大学に入るまでは。大学生になってからまた近所のひとつ年下のやつとひょんなことからまた連絡を取り合うようになり、忙しいときでもたまに深夜の渋谷とかで会ったりして、長時間話をした。そいつは小学校のときに一番よく遊んでいたやつだった。だからか、ひさしぶりにあっても長いこと会っていなかったことなんか忘れるくらい、話が弾んだ。
そいつはパリで結婚式をやるというと、当時留学していたロンドンからかけつけてくれた。
そんなやつが、今度はロンドンで大きなことをやろうとしていると聞いた。そかもその時期はMITのspring vacationの時期。
行くしかないじゃん。
というわけで、いってきます。
その大きな事というは実はおれも良くわからないけれど、シェークスピアのマクベスと日本の能を組み合わせた舞台を企画しているらしい。この辺の詳しいところもロンドンで時間があれば聞こうかと思ってます。
いまから楽しみ。舞台もやつと会うことも。

2006年3月24日金曜日

こんにちは

最近更新をまったくできなかったな。。

mid term examが終わったけれどまた今回もできは良くない。
宿題も全部できなかったし、テスト勉強も宿題が遅れたおかげでままならなかった。でもいいわけはしない。それがおれの実力。。。。。
これから遅れている分の宿題をやります。そのあとはロンドン。
とりあえず今日はここまで。

2006年3月17日金曜日

最近更新の頻度が減少気味。

今日は中間テストの一週間前、学生もそのことを意識してかいつにもまして授業中にたくさんの質問が飛び交っていた。すると、授業がはじまってから10分後、日本人っぽい2人の男が入ってくる。教室はあまり広くないので毎回来ている人なら顔は知っているはず。はじめてみる顔だったので、新しい学生かとはじめは思ったんですけど。。
その後10分くらいして、彼らのほうをみてみると、ぐっすりと寝ている。。。その後15分くらいして彼らは授業中にもかかわらず退室。
先生はその直後に
「この時期は観光者が授業に出没するんだけれど、彼らは多分それだね。授業中寝てたから、彼らは日本人だよ。日本人は大学の授業で寝るのが普通なんだよ。」
みたいなこと言い出す。よく知ってるな、この先生。
彼らは日本からの観光者だったのか?授業に出てみたかったのならせめて寝ないでほしかった。。。。日本人としてはずかしい。。。
でもそのあと
「Kenは日本人だけど寝たところをみたことないね。」
だって。あっ、おれ名前覚えられる、とちょっとうれしがってみたり。
あと1週間でテスト。そのあとspring vacationが1週間あります。そのときにロンドンに行く予定。理由はまた後日。

2006年3月12日日曜日

今日はラボで週一回の全体ミーティング。これは毎週メンバーの1人がパワポを使って自分の研究の進捗を発表するためのもの。

今日はその発表のあと、アドバイザーが
「今日はみんなに見せたいものがあるから。。」
みたいなことをいってDVDを持ってきていた。そのDVDをみて、おれはまんまと感動してしまった。
そのDVDとはno barriersというNPO団体の紹介ビデオ。DVDにはアドバイザー、Hughが目の見えない人と一緒に山を登って、しかもロッククライミングをするというもの。Hughは17歳のときにロッククライミングをしていて、不運にも遭難して、4日間もの間ものすごい寒さの中を生き延びた。しかし、その代償は両足の膝下の切断だった。それでも自分の研究で自分のロッククライミング用の義足を作って、今まで以上のクライマーになったらしい。
Hughが山の頂上について、両腕を上げている姿、最高にかっこよかった。そしてそれについてきている目の見えない人が頂上に着いたときにはなぜか泣きそうになった。
"There is no disabled people, only disabled technology"
彼を本当に尊敬しています。ここの研究室にきて本当によかった。
と思える一日でした。さぁ、宿題宿題。。。

2006年3月11日土曜日

今週は大小あわせてなんと6つも宿題がありました。そして、やっとそれも終わり、再来週にあるmidterm examの前に一息しているところです。

そんなことはさておき、先日NBAを見てきました。この試合は前から楽しみにしていたHeat vs Celticsの試合。このために宿題をかなり前からやって試合前日に終えました。試合開始のかなり前からnorthbank gardenにいって練習もみました。コートサイドで!!shaqのでかさにびっくり。
heat2.jpg

Jason Williamsと1on1をやってました。Northbank gardenはよくLarry Birdの昔のプレイの映像てよくみたことあるけれど、本物のつぎはぎのような床にも感動。でもこれは試合の前に毎回張り替えているらしい。ホッケーの試合もここで行われるんだって。
試合は思いのほかCelticsががんばって4Qで逆転。しかし、スターターを温存していたHeatに対して、スターターをずっと使っていたCelticsは最後に突き放されました。Pierceが34得点くらい。彼のおかげで試合がおもしろくなりました。ありがとう。
heat1.jpg

来週はホッケーの試合も見に行く予定。それが終わればまた勉強ばかりの日々になるので、今のうちに楽しんどきます。

2006年3月6日月曜日

先日、メディアラボのメーリングリストにいきなり集合しろというメールが流れてきた。それは新しいディレクターFrank Mossからのメールだった。

何事かと思い、ラボのメンバーといっしょに話をしながら集合にむかいました。するとなにやらFrank Mossの顔から悪いニュースであるということが伝わってきました。
そのニュースとは
Push Singhの死でした。
あまりにも突然なニュースにその場でなき始めてしまう人もいました。2月28日の朝、彼の恋人が部屋にいったときに発見されたみたい。まわりの人は「また自殺か。。」というようなことをいっていた。自殺が多いと聞いていたけれど、身近で起きるとそのショックは本当に大きい。
かれはminskyのグループで人工知能の研究をしていたポスドク。2007年からfacultyのメンバーになる予定だった。なにが彼をそこまで苦しめたのだろうか?なんで、まわりに相談しなかったんだろうか?本当に理解できない。

2006年3月1日水曜日

やめられねーって…

最近いろいろなことが起こって、かなり落ち込んでいたのですが、後輩のブログを見て奮起しました。

ぐにゃぐにゃになったミライ

彼はおれが留学する決意をさせてくれた人物で年は4つも離れている高校の部活の後輩なんだけれど、いまだに付き合いがある。
そんな彼にまた転移らしきものが見つかった。これで最後の抗がん剤治療という話だったのに、ふりだしに戻った。
でも彼は落ち込みつつもしっかりと現実を受け止めて、必死に生きようとしている。強がりなのかもしれないけれど、そんな彼をみて自分のことが恥ずかしくなった。
最近つらいことがいっぱいあったっていうわりには、彼が向きあっている問題にくらべたらすべてがちっぽけなことになってしまう。機械科だったって言い訳ばっかして、もっと勉強すればいいって単純なことを忘れてた。

もうしばらく、なんもしたくない。じゃぁ、やめちゃう?
やめれねーって…。

そうなんだよ。つらいっていってもやめられないよ。やめないよ。
no excuse。思い出させてくれてありがとう。