tag:blogger.com,1999:blog-15711677782518232852023-11-16T16:58:15.412+09:00Enhancing my QOLKen Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.comBlogger332125tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-69764852991555081532011-07-29T02:28:00.001+09:002011-07-29T02:28:22.975+09:00新しい実験<div><p>卒業間近になって新しいものをつくって実験することになった。<br>
ものづくりは楽しいけれどCNC ばっかつかっていると、デザインの設計のスキルが衰えそう。</p>
<br/><img src='https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjyqUNVN5HHM0EX-AtsU6kbnyf5fC6sYqpqiF39cMrLMEuipvMYJwc0cXBXiCvVoS0ABMAVsknEuCFJT5GHx7XqGheV5fWQZNvrmsXGtwr5YpMuxCz8fb_9q9WPh01TkwwU0NpAXk7qJqr6//' /></div>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-60898819600321507272011-06-27T13:22:00.004+09:002011-06-28T08:21:00.841+09:00ボストンでの豚骨醤油ラーメンの作り方<div style="text-align: left;">ボストン近辺で満足できる豚骨醤油ラーメンがないということで、数年前から作り出したラーメンですが、なかなか好評なので作り方を公開します。ただ、これは個人的に試行錯誤を重ねて自分の好みのものを作ったものです。もし、もっといい作り方があったら教えてください。</div><div><br /></div><div>材料</div><div><img style="display:block; margin:0px auto 10px; text-align:center;cursor:pointer; cursor:hand;width: 240px; height: 180px;" src="http://farm6.static.flickr.com/5266/5875918074_1a944a8497.jpg" border="0" alt="" /></div><div>1. 麺(中華系スーパーで売っているもの)</div><div><div>2. わかめ</div><div>3. 万能ネギ</div><div>4. 卵</div></div><div><br /></div><div> 煮豚</div><div>1. 豚肉(buttの部分)</div><div>2. 生姜</div><div>3. ネギ(特に青い部分)</div><div>4. 醤油 200ml</div><div>5. 料理酒 100ml</div><div>6. 砂糖大さじ1杯</div><div style="text-align: center;"><br /></div><div> 豚骨スープ</div><div>1. 豚足</div><div>2. タマネギ</div><div>3. ネギ(特に青いネギ)</div><div>4. 生姜</div><div><br /></div><div>煮豚の作り方</div><div>まずは油で豚肉をいためて表面に少し焦げ目をつけた後、醤油と料理酒と砂糖を上記の割合で豚肉の大きさにあわせて入れる。沸騰してきたら生姜の汁とネギの青い部分をいれて、1時間くらい煮込む。これだけ。</div><div style="text-align: center;"><br /></div><div>豚骨スープの作り方</div><div>以前げんこつを煮込んでいたんだけれど、煮込んだ後の骨を捨てなければならないということと、あまりにも部屋が豚臭くなることから、ぼくは豚足を使っています。これはなぜか豚骨よりも臭いが少ないのと、煮込んだ後に煮豚の汁をつかってテビチを作れる優れものです。</div><div style="text-align: center;"><br /></div><div>まず、豚足を沸騰したお湯にいれ2,3分煮込んだあとにいったんお湯を捨てます。そして再び新しいお湯を入れて、ネギの青いところ、皮ごときざんだ生姜、タマネギをいれます。その後、3時間くらい煮込めばお湯が白く濁ってきます。その後、豚足を取り除きます。豚骨スープの完成です。</div><img style="display:block; margin:0px auto 10px; text-align:center;cursor:pointer; cursor:hand;width: 240px; height: 180px;" src="http://farm7.static.flickr.com/6034/5875918658_6298c86da5.jpg" border="0" alt="" /><div style="text-align: center;">煮込む前</div><div style="text-align: center;"><br /></div><div><img style="display:block; margin:0px auto 10px; text-align:center;cursor:pointer; cursor:hand;width: 240px; height: 180px;" src="http://farm6.static.flickr.com/5263/5875358361_41032e4fe5.jpg" border="0" alt="" /></div><div style="text-align: center;">1時間くらい煮込んだ後。豚骨の方はもう2時間ほど煮込みました</div><div><br /></div><div><br /></div><div>おまけ テビチ(もどき)のつくりかた</div><div>テビチはただ、豚骨スープを作ったときに使った豚足を煮豚の汁にいれて10分くらい煮込むだけです。</div><div><img style="display:block; margin:0px auto 10px; text-align:center;cursor:pointer; cursor:hand;width: 240px; height: 180px;" src="http://farm4.static.flickr.com/3266/5875359177_9df3219702_m.jpg" border="0" alt="" /></div><div style="text-align: center;">テビチ、見た目はあれですがうまいですよ</div><div style="text-align: center;"><br /></div><div style="text-align: center;"><br /></div><div>おまけ 煮卵の作り方</div><div>ゆで卵を煮豚の煮汁に1時間くらいつけ込むだけ。</div><div>(今回はテビチだけやりました。)</div><div><br /></div><div><br /></div><div>豚骨醤油スープの作り方</div><div>煮豚の煮汁と豚骨スープを混ぜ合わせるだけです。おそらく、煮豚の煮汁をある程度濃く作らないとラーメンのスープのような濃い味にならないと思います。薄いと思ったら醤油を足してください。</div><div><br /></div><div>麺について</div><div>中華系のスーパーで売っているいろいろな麺がありますが、ぼくが試した中では「雲呑粗麺」という名前の麺が一番あっていると思いました。これを沸騰したお湯にいれて5分ほどゆでれば食べられるようになります。ほぐしながら入れないと固まってしまうので注意。</div><div>麺を器にもってスープを注ぎ、わかめ、万能ネギ、煮豚、(今回は作らなかったけれど)煮卵をトッピングして完成です。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(0, 0, 238); -webkit-text-decorations-in-effect: underline; "><img src="http://farm4.static.flickr.com/3122/5875363639_0c8aeff1c1_m.jpg" border="0" alt="" style="display: block; margin-top: 0px; margin-right: auto; margin-bottom: 10px; margin-left: auto; text-align: center; cursor: pointer; width: 240px; height: 180px; " /></span></div><div style="text-align: center;">完成!! 今回は30人前ということで、煮卵は作りませんでした</div><div><br /></div><div>ポイント</div><div><ul><li>豚のげんこつではなく、豚の足を使う理由は上述のように、あまり臭くなく、その後テビチも作れるから。もっと豚臭いのがすきであればげんこつを。</li><li>煮豚の煮汁をスープに使うので、砂糖は控えめにした方がよい。</li><li>煮豚の煮汁をスープに使うので、はじめの煮豚を作るときに濃いめの煮豚用のスープを多めに作る。</li><li>生姜を入れすぎると酸味の強いスープができる。少なすぎるとスープが豚臭くなる。</li><li>パーティーによくだしていたので、食べる人が自分で麺をスープにいれるつけ麺のようにして食べてもらっています。なので、本当にラーメンのように食べるのであればもっと腰の強い麺がいいかと。</li></ul><div>味に関しては、</div></div><div><ul><li>砂糖の量を増やすと、煮豚のうまみが増すけれども、スープがあまくなってしまう。</li><li>生姜の量を増やすと、豚臭さを押さえるけれど、スープの酸味が強くなる。</li></ul></div><div>というところがポイントかと思います。</div><div><br /></div><div>いかがでしょうか?ご意見、ご感想お待ちしています。</div>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-40346018090359244852011-06-11T12:25:00.011+09:002011-06-15T10:44:50.929+09:00世界一大きな問題のシンプルな解き方(Out of Poverty)出版の経緯<div style="text-align: left;">去年の4月、一人の男がD-labの壇上に立っていた。彼の名前は<a href="http://utbjp.blogspot.com/2010/04/paul-polakmit.html">Paul Polak</a>。ずばり、ぼくがこの業界で最も尊敬する人の一人である。途上国開発の分野でJeffry SuchsやStuart HartやC. K. Prahaladの名前を知っていても、彼の名前を知っている人はあまりいないだろう。Paul Polak氏の著書"Out of poverty"はMITのD-labで教科書として使われており、ぼくはこの本を何回読み直したかわからない。Paulから日本語版が未だ出版されていないという話を聞き、<a href="http://novelleshinoise.wordpress.com/">槌屋詩野さん</a>を通じて英治出版さんに出版の話を持ち込んだのが去年のことだった。</div><div><div style="text-align: center;"><br /></div><div>この数年、日本では多くの途上国開発に関するビジネス書が翻訳、出版され、"BOP ビジネス"はさまざまな解釈をされてきた。僕自身、去年何回か日本に帰ったときに、多くのイベントに参加させていただいたが、そこで大きな違和感を感じた。それはイベントに来られた方々の多様性の少なさだった。日本で会社に勤めるいわゆる”文系”の人たち中心のビジネス主導で進むBOPブームに大きな違和感を感じた。そこで仲間たちと一緒に、デザイナーやエンジニアを巻き込んだ適正技術を用いたアプローチを日本で広げようと思い、<a href="http://robo.blog5.fc2.com/blog-entry-312.html">「大学」x「技術」x「BOP」</a>を行ったのが去年の3月のことだった。</div><div><br /></div><div>一方で日本で何度かお会いした槌屋さんが自身のブログに<a href="http://novelleshinoise.wordpress.com/2010/11/16/%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%B1%E3%82%8A%E3%80%81%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%82%E3%80%81%E8%A8%80%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%84%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%80%80%E6%8A%80%E8%A1%93%E5%81%8F/">技術主導に警報を鳴らすような記事</a>を書いた。一瞬自分に対する挑戦かと思ったものの、よく読んでみると結局はぼくと同じような危機感を持っていたのだ。</div><div style="text-align: center;"><br /></div><div>デザインや技術、あるいはそのビジネスモデルはキャッチーであるため、飛びつきやすい。一方で現地の泥臭い、草の根レベルでの活動が伝わりづらいものばかりなのだ。途上国での活動で一番大切なのはこの部分であるにも関わらず、だ。ぼくが危機感を感じていたのは、現地の草の根レベルでの対話が、大事だといわれながらも無視され、BOPビジネスが議論されていたからだ。実際に途上国で泥にまみれながら、現地の人と対話を繰り返してきた実践者が少ないのも事実だ。ぼくが、この本を日本で出版したかった理由は、ぼくが大のPaul Polakファンであるのはもちろん、この本が一番大事な対話の部分を赤裸々に紹介している実用書であるからだ。</div><div><br /></div><div>Paul Polakは元々は精神科医であったが、エンジニアでもあり、デザイナーでもあり、社会起業家でもあるといえる。しかし、エンジニアリングもデザインもビジネスもすべてツールでしかない。彼は手元のツールを駆使して、ただ目の前の人を助けようとシンプルに考え、灌漑装置を作り、現地に設置し、利用者の収入を向上させ、貧困層から脱却させた。貧困問題解決には、深い専門性はもちろん、幅広いスキルセットも必要となってくる。この専門性にとらわれない問題解決のプロセスにも目を向けてほしい。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>専門分野に関わらず、途上国の人々を本気で助けようと思っているすべての人に読んでいただきたい一冊です。</div></div><div><br /></div><div><img style="display:block; margin:0px auto 10px; text-align:center;cursor:pointer; cursor:hand;width: 300px; height: 300px;" src="http://ec2.images-amazon.com/images/I/51zIkGTlWiL._SL500_AA300_.jpg" border="0" alt="" /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div>最後にこの本の出版に際して、英治出版の下田さん、高野さんには本書の序文を書かせていただく機会をいただき、とても感謝しております。そして槌屋さんには、英治出版を推薦していただき、出版までこぎ着けることができました。何度か行ったskypeミーティングではとても有意義な議論をすることができました。これからもどうかよろしくお願いいたします。</div><div><br /></div>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-23912958106107832282011-02-18T12:58:00.004+09:002011-02-18T13:17:32.851+09:00インド滞在機 on Mediaband以前投稿した<a href="http://myqol.blogspot.com/2011/02/blog-post.html">まじめなインド滞在記</a>ですが、その後非常にたくさんの方に読んでいただきました。一つの記事が2000viewers超えることはぼくのブログでは初めてです。本当にありがとうございます。<div><br /></div><div>そのまじめな滞在記をMediabandの中で写真や動画を使って、話をさせていただきました。<br /><div><object classid="clsid:d27cdb6e-ae6d-11cf-96b8-444553540000" width="480" height="296" id="utv46914" name="utv_n_597828"><param name="flashvars" value="loc=%2F&autoplay=false&vid=12630795&locale=en_US&hasticket=false&id=12630795&v3=1"><param name="allowfullscreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><param name="src" value="http://www.ustream.tv/flash/viewer.swf"><embed flashvars="loc=%2F&autoplay=false&vid=12630795&locale=en_US&hasticket=false&id=12630795&v3=1" width="480" height="296" allowfullscreen="true" allowscriptaccess="always" id="utv46914" name="utv_n_597828" src="http://www.ustream.tv/flash/viewer.swf" type="application/x-shockwave-flash"></embed></object></div><div><br /></div>同日はいろいろトラブルもおこり、最初に音声が記録されていなくて田中先生のおやじギャグが入っていなかったり、カメラが最初のほうで一回切れてしまったり、写真を見せるときになってプログラムがうまく動かなかったりと大変でしたが、以前のブログの記事をいろいろな写真を使って話をすることができました。ぜひ一度ご覧になってください。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>ちなみに今週の<a href="http://www.ustream.tv/channel/mitmediaband">Mediaband</a>はFablab特集です。<a href="http://www.fablabjapan.org/">FablabJapan</a>のメンバーご一行が現在ボストンに来ています。そのご一行をゲストに招いて、Fablabにまつわるいろいろなことを話していただきます。ぜひご覧になってください。</div><div><br /></div><div><a href="http://www.ustream.tv/channel/mitmediaband">Mediaband vol.5 Fablab特集</a></div><div>アメリカ東時間2/18夜8時より</div><div>日本時間2/19朝10時より</div><div><br /><br /></div>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-8359756623748388052011-02-13T07:44:00.004+09:002011-02-13T08:35:56.111+09:003Dプリンタがもたらす未来<div style="text-align: left;">知り合いから聞いて<a href="http://www.economist.com/node/18114327">Economist</a>の表紙に3Dプリンタのバイオリンが載っていたと聞きました。見てみると、表紙には白いStradevarousが描かれており、"Print me a Stradevarous" (私にStradevarousをプリントして)とのキャッチ。</div><div><br /></div><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="http://media.economist.com/images/images-magazine/2011/02/12/ld/20110212_ldp001.jpg"><img style="display:block; margin:0px auto 10px; text-align:center;cursor:pointer; cursor:hand;width: 300px; height: 167px;" src="http://media.economist.com/images/images-magazine/2011/02/12/ld/20110212_ldp001.jpg" border="0" alt="" /></a>18世紀の産業革命以来続く大量生産大量消費の時代が、少量ロットでの生産コストが安価になってきたことから、Design for the other 90%(残りの90 %の人のためのデザイン)や<div><div>現在は個人単位でのカスタマイズされた製品が注目されてきました。<div><br /><div>記事によると、プラスチック製のものであれば、injection Moldingに比べ、1000個以下の生産であれば、3Dプリンタの方が安価になるとのこと。また、最近ではプラスチックだけでなく、金属も扱うことができるようになっている。</div></div></div></div><div><br /></div><div>3Dプリンタは低価格化、高精度化、使える材料の多様化が進むと、これまでの生産業を劇的に変えてしまう可能性を秘めています。究極的にいえば、家庭で家電や車のデータをダウンロードしてプリントアウトすると製品ができてしまう未来が来てしまうのかもしれない。記事はIPやライセンスに関する問題にも言及している。</div><div><br /></div><div>このような新しい技術には、問題がつきものです。個人的には、3Dプリンタはまだ製品レベルのものにつかうにはまだ問題が多いけれど、この生産手法には非常に期待をしているし、これまでの生産手法との共存はもちろんあり得ると思っています。</div><div><br /></div><div>Medialabでも3Dプリンタを積極的に使った研究がいくつか行われています。</div><div>Media Labの友人、<a href="http://web.media.mit.edu/~amitz/Amit_Zoran_home_page/Home.html">Amit Zoran</a>(実はすんでいる部屋が隣)は3Dプリンタを使ったギターやフルートを作っています。楽器はこれまで決まったある程度大きさ、音質のものをお店で購入するものであったけれど、これからは自分にあった大きさで好きな音質のものをダウンロードしてプリントアウトする時代がくるとのことです。</div><div><br /></div><iframe title="YouTube video player" width="320" height="195" src="http://www.youtube.com/embed/zwHgszH0aqI" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe><div><br /></div><div><br /></div><div>また、<a href="http://cities.media.mit.edu/people/peter_bio.html">Peter Schmitt</a>は以前からデジタルファブリケーションを用いた時計を作り続けてきました。以前は木の板をレーザーカッターで部品を切り出して組みたてていましたが、最近では3Dプリンタを使って既に組み上がったものをプリントアウトしています。</div><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="http://www.instablogsimages.com/images/2009/09/09/3d-printed-clock-1_QGgId_6648.jpg"><img style="display:block; margin:0px auto 10px; text-align:center;cursor:pointer; cursor:hand;width: 275px; height: 183px;" src="http://www.instablogsimages.com/images/2009/09/09/3d-printed-clock-1_QGgId_6648.jpg" border="0" alt="" /></a><a href="http://fab.cba.mit.edu/">Fablab</a>では残念ながら現時点では3Dプリンタがスタンダードのツールの中に入っていませんが、将来的には十分組み込まれる可能性があるそうです。<div><br /></div><div>義足業界でも、少量生産やカスタマイズというキーワードにマッチするために、<a href="http://news.cnet.com/8301-13772_3-10464828-52.html">3Dプリンタの将来に期待している人</a>も増えてきています。今後が楽しみです。<br /><div><br /></div></div>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-21269134078187466472011-02-08T17:07:00.007+09:002011-02-09T03:02:14.058+09:00MediaBand vol.4 -Independent Activities Period (IAP)について-インドトリップからの帰国直後、第4回のMediaBandの放送が行われました。<br /><br />テーマはIndependent Activities Period (IAP)。秋と春セメスターの間のこの時期では、学生がさまざまなクラスをオーガナイズしたり、またクラスを履修したり、あるいは単発もののイベントに参加したりと、自由な活動に参加することができます。<br /><br />たとえば、有名どころでいうと一日中謎解きをする<a href="http://www.mit.edu/~puzzle/">ミステリーハント</a>には、毎年大勢の学生が参加していますし、日本人会は<a href="http://web.mit.edu/jam/www/index.html">将棋を紹介するクラス</a>をオーガナイズしています。<br /><br />今回はその日にメディアラボにいた<a href="http://web.mit.edu/keiko/www/">Keio Prince</a>さんをお招きし、まずは自身の活動について話をしていただきました。<br /><br />そして、田中浩也先生がIAPで参加したCityHomeの紹介。田中先生が現在所属する研究室の教授、<a href="http://web.media.mit.edu/~kll/">Kent Larson</a>氏のクラスで、田中先生も教える側で参加しました。アメリカでも増えてきている集合住宅の狭いスペースの有効活用に焦点を当てたのがこのCityHomeのクラス。参加者は3,4人の少数精鋭で、最終発表の3日前まではまったくまとまっていなかったようですが、最後の2日間の追い込みはすさまじかったようです。<div><div><div><div><br /></div><div>次に、佐野あかねさんが履修した<a href="http://perspective.mit.edu/">レゴロボットのクラス</a>。MITのIAPでは有名な3つのロボットのクラスがありまして、あかねさんが履修したのはそのうちの一つです。<div><br /></div><div>3つの有名なロボットのクラス</div><div><a href="http://perspective.mit.edu/">6.270 Autonomous Robot Design Competition</a><br /><a href="http://www.battlecode.org/">6.370 Battle code</a><br /><a href="http://maslab.lcs.mit.edu/">MASLab: an advanced IAP robotics competition</a><br />ぼくも一度IAPのロボットのクラスをオーガナイズしたことがありますが、資金難と人材不足で2年しか続きませんでした。<br /><a href="http://courses.csail.mit.edu/iap/6.095/">6.095 Humanoid Robot Contest</a></div><div><br /></div><div><a href="http://courses.csail.mit.edu/iap/6.095/"></a>練習ではしっかりと動いたロボットの本番でうまく動かずに負けてしまうチームも多くあるようです。</div><div><br /></div><div>MediaBand vol.4はこちらで。<br /><object classid="clsid:d27cdb6e-ae6d-11cf-96b8-444553540000" width="480" height="296" id="utv781989" name="utv_n_658026"><param name="flashvars" value="loc=%2F&autoplay=false&vid=12490776&locale=en_US&hasticket=false&id=12490776&v3=1"><param name="allowfullscreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><param name="src" value="http://www.ustream.tv/flash/viewer.swf"><embed flashvars="loc=%2F&autoplay=false&vid=12490776&locale=en_US&hasticket=false&id=12490776&v3=1" width="480" height="296" allowfullscreen="true" allowscriptaccess="always" id="utv781989" name="utv_n_658026" src="http://www.ustream.tv/flash/viewer.swf" type="application/x-shockwave-flash"></embed></object><br /><br /></div></div><div><br /></div><div>次回の放送は2/11 20:00(日本時間2/12 10:00am)で、今回話ができなかったインドの話をさせていただく予定です。</div></div></div></div>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-967508338833905992011-02-07T02:09:00.003+09:002011-02-07T02:24:33.518+09:00インドまじめ滞在記約3週間のインド訪問から昨日ボストンに帰ってきました。インドで心配していたタクシーでのトラブルはまったくなかったのですが、ボストンの空港から家に帰る途中のタクシーが事故るというアクシデントにはあいました(事故った後にブレーキがあまりきかないということを聞く)。が、インドではちょっと風邪をひき、体調をすこし崩した以外はまったくトラブルはありませんでした。<div><br /></div><div>UTBのブログの方にインドでの滞在記を一部書きました。まじめバージョンです。不真面目バージョンはここにのちのち忘れないうちに書こうかと思っています。</div><br /><a href="http://utbjp.blogspot.com/2011/01/bmvss-new-delhi-fitting.html">BMVSSのfitting camp</a><br /><a href="http://utbjp.blogspot.com/2011/02/design-innovation-workshop-in-pune.html">Design Innovation Workshop in Pune</a><br /><a href="http://utbjp.blogspot.com/2011/02/vigyan-ashram.html">インドの農村部の希望 Vigyan Ashram</a><br /><a href="http://utbjp.blogspot.com/2011/02/bmvssjaipur-clinic.html">BMVSSのJaipur Clinicにて </a>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-79467192534635853342011-01-21T21:50:00.004+09:002011-01-21T22:17:28.362+09:00再びインドへ現在インドに来ています。今回の目的は4つありまして、<div><ol><li><a href="http://www.jaipurfoot.org/">BMVSS</a>のNew Delhiのクリニックで現在作っているMIT Kneeのテスト </li><li>New Delhi郊外の田舎地域でのFitting campへ参加</li><li>Puneにて<a href="http://india.media.mit.edu/workshops/coep2011/index.html">Media Labのワークショップ</a>をオーガナイズ</li><li>BMVSSのJaipurクリニックで義肢装具を作るためのショップ(Fablab+α)設立のための話し合い</li></ol><div>です。<a href="http://dwplab.mit.edu/">D-lab</a>関連のが1,2,4で、3はたまたまその時期にインドにいるからとメディアラボのイベントに参加することになりました。</div></div><div><br /></div><div>詳しくはまた記事を書きますが、今回非常に重要なものを忘れてしまったのです。それはコンタクトレンズ。ぼくは1日の使い捨てのものを使っているのですが、それを全くもってこなかったのです。これがなければ、30cm先の新聞も読めないくらい目が悪いので、アメリカからこっちに配送する手配をお願いしたり、遅れてくるメディアラボの友達へ持ってくるようにもお願いしましたが、最低3日かかるということでした。背に腹は帰られないのでNew Delhiの中心街Connnaught Placeへコンタクトレンズを探しにいきました。すると<a href="http://www.asklaila.com/listing/Delhi-NCR/Connaught+Place/Bon+Ton+Opticians/i1LnMjGB/">Bonton</a>というお店でいきなり見つけることができました。しかも事情を説明したらサンプルを1週間分くれたのです。ほんとにたすかりました。</div><div><br /></div><div>いやー、インドといえどあるもんですね。One Day Acuvue</div><div><a href="http://www.flickr.com/photos/kenendo/5375360298/" title="IMG_3851 by kene@mit.edu, on Flickr"><img src="http://farm6.static.flickr.com/5290/5375360298_435faf360f.jpg" width="500" height="375" alt="IMG_3851" /></a></div><div><br /></div><div>これから2週間ほどの、インドでの生活楽しめそうです。</div><div><br /></div><div><br /></div>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-35219977828141664412011-01-19T21:35:00.004+09:002011-01-19T22:59:30.497+09:00MediaBand Vol.2先日MediaBandの第二回目がありました。<div><br /></div><div>MediaBandでは、メディアラボで研究している日本人が集まってただ雑談している様子をustreamしています。ここでは毎回トピックと流れだけを決めて、あとはその場の流れに任せて話を進めています。</div><div><br /></div><div>前回は アランケイの有名な言葉を引用し、Revisiting "The best way is to predict the future is to invent it"と題して、メディアラボの文化を学生目線で話すということで、ぼくがゲストとして登場する機会をいただきました。とはいえ時間の制約とBandメンバー田中先生の要望もあtり、今回の時間の多くの部分を、ぼくがとってきた授業の一つ一つを簡単に説明に費やしてしまいました。</div><div><br /></div><div>個人的にメディアラボのすばらしいところは、未来に描く夢のようなビジョンを全面に押し出し、その夢を現実的にも実現できるのではと思わせるような技術の発信をしているところだと思います。そして、個々の教授陣が打ち出しているビジョンがメディアという言葉で緩やかにつながり、建物の機能も加わって、イノベーションが生まれる環境が整っているのだと思います。</div><div><br /></div><div>そんな文化に触れつつ、これまで5年半過ごしてきましたが、いい振り返りになりました。あとは卒業を残すのみ。。。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>当日のムービーはこちら。</div><object classid="clsid:d27cdb6e-ae6d-11cf-96b8-444553540000" width="480" height="296" id="utv776530" name="utv_n_874824"><param name="flashvars" value="loc=%2F&autoplay=false&vid=12018594&locale=en_US&hasticket=false&id=12018594&v3=1"><param name="allowfullscreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><param name="src" value="http://www.ustream.tv/flash/viewer.swf"><embed flashvars="loc=%2F&autoplay=false&vid=12018594&locale=en_US&hasticket=false&id=12018594&v3=1" width="480" height="296" allowfullscreen="true" allowscriptaccess="always" id="utv776530" name="utv_n_874824" src="http://www.ustream.tv/flash/viewer.swf" type="application/x-shockwave-flash"></embed></object><br /><br /><div>そして、当日スライドとしてお見せしたぼくの履修したが授業のリストがこちら。</div><div>簡単にリンクと解説をつけました。</div><div><br /></div><div><a href="http://stellar.mit.edu/S/course/2/sp09/2.14/">2.140 Analysis and Design of Feedback Control Systems</a></div><div>機械工学科の古典制御の授業。授業では座学中心のレクチャーと実際のハードウェアをMatlabで扱うラボがあった。</div><div><br /></div><div><a href="http://stellar.mit.edu/S/course/2/fa08/2.151/">2.151 Advanced System Dynamics and Control</a></div><div>2.140の現代制御版。宿題、中間試験、期末試験。</div><div><br /><a href="http://stellar.mit.edu/S/course/2/fa09/2.152/">2.152 Nonlinear Control System Design</a></div><div>2.140と2.151が線形システムに限定していたのに対し、この授業では非線形のシステムに対してさまざまな制御手法を学ぶ。Jean-Jacques Slotineの授業。宿題、中間試験、ファイナルプロジェクト。ファイナルプロジェクトでは受動歩行器を最適制御とロバスト制御を用いて安定させた。</div><div><br /></div><div><a href="http://stellar.mit.edu/S/course/2/sp11/2.184/">2.183 Biomechanics and Neural Control of Movement</a>(昔のが見つからず今年のをリンク)</div><div>有名なNevil Hoganの授業。人間の筋肉や脳の機能を制御工学のアプローチから学ぶ。宿題、中間試験、ファイナルプロジェクト。ファイナルプロジェクトではVastiのMetabolic costの計測して、提案されているさまざまなモデルを用いた理論値と比較し、修正モデルを提案した。</div><div><br /></div><div><a href="http://pdos.csail.mit.edu/6.824-2006/">6.824 Distributed Computer Systems</a> (自分が映ってる<a href="http://pdos.csail.mit.edu/6.824-2006/photos/index.html">写真</a>発見)</div><div>コンピュータサイエンスのシステムの授業。宿題ではconsistency、concurrencyといった基本的なrequirementを満たすdistributed detabase systemを作った。宿題、中間試験、ファイナルプロジェクト。ファイナルプロジェクトではMMOGのためのdistributed computing systemを作った。</div><div><br /></div><div><a href="http://stellar.mit.edu/S/course/15/fa09/15.093/">6.255 Optimization Methods</a></div><div>基本的なsimplex searchから始まる最適化の授業。宿題、中間試験、期末試験。</div><div><br /></div><div><a href="http://stellar.mit.edu/S/course/6/sp09/6.832/">6.832 Underactuated Robotics</a></div><div>ロボティクスの若手のホープのRuss Tedrakeの授業。宿題、中間試験、ファイナルプロジェクト。</div><div><br /></div><div><a href="http://math.mit.edu/~sipser/18404/">6.840 Introduction to the Theory of Computation</a></div><div>コンピュータサイエンスのセオリーのクラス。オートマトンから始まり、チューリングマシンやN、NP等を扱う数学のクラス。宿題、中間試験、期末試験。</div><div><br /><a href="http://www.mit.edu/~6.863/spring2011/">6.863 Natural Language Processing</a> (リンクは今年のもの)</div><div>コンピュータサイエンスのAIのクラス。文章をsyntax treeにするプログラムやそれにスペイン語の動詞の変化のルールを実装したり。宿題、ファイナルプロジェクト。ファイナルプロジェクトでは英語の文章からデータベースを作り、簡単な質問に答えることができるシステムを構築。</div><div><br /><a href="http://pdos.csail.mit.edu/~petar/courses/kaelbling05machine/savedwww/index.html">6.867 Machine Learning</a></div><div>コンピュータサイエンスのAIのクラス。機械学習の基礎(classification, pattern recongition等)。宿題、中間試験、期末試験、ファイナルプロジェクト。ファイナルプロジェクトでは、少ないサンプルデータ(TOEFL、GPA、GRE)と似たようなサンプルデータ(他大学)を組み合わせることによって、米国大学院の合否を識別するシステムを構築。</div><div><br /><a href="http://stellar.mit.edu/S/course/6/sp08/6.875J/">6.875 Cryptography and Cryptanalysis</a></div><div>コンピュータサイエンスのセオリーのクラス。暗号化がなぜ安全かを数学的アプローチで学ぶ。宿題のみ。</div><div><br /><a href="http://hst.mit.edu/servlet/ControllerServlet?handler=PublicHandler&action=viewCourse&courseID=HST+010">HST.011 Human Functional Anatomy</a> (Need Harvard ID)<br />Health and Science Technology (Ustではhuman science technologyとかいってしまった。)の授業。Harvardのメディカルスクールの学生といっしょにとる解剖学の授業。ほかのクラスが12単位であるのに対し、このクラスは24単位。とくに金曜日の解剖は7時間におよぶこともあった。</div><div><br /><a href="http://stellar.mit.edu/S/course/15/fa09/15.375J/">MAS.665 Development Venture</a></div><div>D-labのDisseminationのクラス。途上国向けのビジネスプランを考え、エレベータピッチやexective summeryを実際に書いて、100Kなどの提出することを目的としている。宿題。</div><div><br /><a href="http://stellar.mit.edu/S/course/6/sp09/6.868/">MAS.731 Society of Mind</a> (リンクは最近のもの)</div><div>有名なMarvin Minskyの授業。著書Society of Mindを一章くらいずつを毎週よんでレポートを書き、授業の中でディスカッション。宿題レポート、ファイナルプロジェクト。</div><div><br /><a href="http://stellar.mit.edu/S/course/MAS/sp09/MAS.965/">MAS.965 Human 2.0</a> (TAも兼任)<br />アドバイザーHugh Herrの授業。普通の人間がHuman 1.0として、その人間の機能を向上させるあらゆる技術を学ぶ。宿題、pop quiz、ファイナルプロジェクト。ファイナルプロジェクトでは歩行のエネルギー効率をあげるズボンのプロトタイプを作った。</div><div><br />IAP(レクチャラーとして)<br /><a href="http://courses.csail.mit.edu/iap/6.095/">6.095 Humanoid Robot Competiton</a> (2007,2008)</div><div>IAPでRobo-oneをやりたいと思い、始めたクラス。残念ながら2年しか続かなかった。<br /><br />Lecturerとして</div><div><a href="http://dwplab.mit.edu/">SP.713 D-lab Developing World Prosthetics(2008)<br />SP.713 D-lab Developing World Prosthetics(2009)<br />SP.714 D-lab Developing World Prosthetics(2010)<br />SP.733 D-lab Developing World Prosthetics(2011</a>)</div><div>D-labの義足をつくるクラス。プロジェクトベースのクラスで、途上国開発を学問として学びつつ、実際にインドの義足を学生とつくっています。</div><div><br /></div><div>なお、今回のustの前半部分は現在アップされておりません。ぼくのミスです。ごめんなさい。</div><div><br /></div>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-70972543094508532882011-01-14T22:46:00.006+09:002011-01-15T00:33:44.046+09:00MITMediaBandおそくなりましたが、あけましてめでとうございます。<div>アドバイザーの要求が日に日に増えていきますが、見切りをつけて今年は絶対に卒業したいです。</div><div><br /></div><div>先日の<a href="http://myqol.blogspot.com/2010/12/blog-post.html">勇気ある若者シリーズ</a>を見た同志社女子大学の上田先生が、メディアラボの日本人を集めてustreamと通じて何か情報発信したいという相談を受けました。そして先週始まったのがMIT Media Bandという番組(?)です。これはメディアラボかその周辺にいる日本人がただ集まって、テーマを決めて雑談をしています。</div><div><br /></div><div>第一回目の様子はこちら。</div><div><object classid="clsid:d27cdb6e-ae6d-11cf-96b8-444553540000" width="480" height="296" id="utv954102" name="utv_n_699290"><param name="flashvars" value="loc=%2F&autoplay=false&vid=11878548&locale=en_US&hasticket=false&id=11878548&v3=1"><param name="allowfullscreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><param name="src" value="http://www.ustream.tv/flash/viewer.swf"><embed flashvars="loc=%2F&autoplay=false&vid=11878548&locale=en_US&hasticket=false&id=11878548&v3=1" width="480" height="296" allowfullscreen="true" allowscriptaccess="always" id="utv954102" name="utv_n_699290" src="http://www.ustream.tv/flash/viewer.swf" type="application/x-shockwave-flash"></embed></object><br /><br /><br /></div><div>東工大の博士課程の鹿野君が一年半の滞在を終えて日本に帰るということで、MITで感じたことを語ってもらいました。自分は見ていただけですが、上田先生や田中先生の独特の雰囲気も企画の意図とうまくマッチして、非常に楽しかったです。</div><div><br /></div><div>そして今日夜9:00より(日本時間土曜日朝11時より)第二回目を予定しております。もしお時間の都合がよろしければみてください。大層なタイトルがつけられていますが、ただメディアラボでの留学体験を話すことになると思います。</div><div>以下、告知です。</div><div><br /></div><div>--------------------------------------------------------------------</div><div>MITMediaBand vol.2</div><div><span class="Apple-style-span" style="white-space: pre;"><span class="Apple-style-span" style="white-space: normal;">http://www.ustream.tv/channel/mitmediaband</span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="white-space: pre;"><span class="Apple-style-span" style="white-space: normal;"><br /></span></span></div><div><div>9:00 Ustream.tv時代におけるRTV (Real Time Video)の挑戦</div><div><div>ゲスト</div><div><span class="Apple-tab-span" style="white-space: pre; "><span class="Apple-tab-span" style="white-space: pre; "> </span></span><a href="http://www.chikyu.ac.jp/">大学共同利用機関法人総合地球環境学研究所</a>のみなさま</div><div><span class="Apple-tab-span" style="white-space: pre; "><span class="Apple-style-span" style="white-space: normal; "><span class="Apple-tab-span" style="white-space: pre; "> </span><a href="http://www.infoguild.jp/infoGuild/home.html">神戸芸術工科大学の曽和研究室チーム</a></span></span></div></div><div>9:30 "The best way to predict the future is to invent it." (spelled by Alan Kay)</div><div><span class="Apple-tab-span" style="white-space:pre"> <a href="http://biomech.media.mit.edu/">MIT Medialab Biomechatronics Group Ph.D candidate</a></span></div><div><span class="Apple-tab-span" style="white-space:pre"></span><span class="Apple-tab-span" style="white-space:pre"> </span><a href="http://dwplab.mit.edu/">MIT D-lab Developing World Prosthetics Instructor</a><span class="Apple-tab-span" style="white-space:pre"><a href="http://dwplab.mit.edu/"> </a> </span>遠藤謙</div></div><div><br /></div>現在ボストンを訪れている<a href="http://www.chikyu.ac.jp/">大学共同利用機関法人総合地球環境学研究所</a>のチームと<a href="http://www.infoguild.jp/infoGuild/home.html">神戸芸術工科大学の曽和研究室チーム</a>が、前半の20分間の特別ゲストとして登場します。彼らは、16日のチルドレンズミュージアムでのワークショップのために訪れているのですが、この機会にUstreamにも出演をしてもらうことになりました。特に曽和さんからは、Real Time Videoを実際にUstream.tvの中に取り入れるとどうなるかという実験もしていいただくことになっています。<div><br /></div><div>後半は現在MediaLabのBiomechatornics groupの博士課程の学生である遠藤謙氏が、自身の留学生活について語ります。アランケイ氏の有名な言葉、"the best way to predict the future is to invent it "は、メディアラボ副所長の石井裕教授もおっしゃるように、メディアラボを象徴するような言葉となっています。今回のustは普通の留学生活にとどまらず、そんなメディアラボに触れた遠藤氏が描いている未来のビジョンについて学生目線で語ります。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>MediaBand メンバー一同</div><div><div>上田信行</div><div>田中浩也</div><div>遠藤謙</div></div>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-14709884707074010132011-01-01T05:40:00.002+09:002011-01-01T06:00:50.094+09:002010振り返り 「再起」2010年を残すところ8時間ちょっと(ボストン時間)になったので、来年へのロケットスタートに備え、まずは自分のために2010の振り返りをしてみました。<div><br /></div><div>2009年11月、父が他界し、立ち直る暇のないまま2010を迎えました。父の死はぼくにとって、思ったよりもショックが大きく、自分の生活をうまくコントロールすることができないでいました。今年は卒業をし、研究者として、社会起業家として、エンジニアとしてPh.Dをひっさげて、いろいろな活動を始める予定でした。残念ながらラボ内でもなかなかうまくいかないこともあり、いまだに卒業できないでいます。</div><div><br /></div><div>今年一年を漢字二文字で表すと「再起」。</div><div>D-lab関連では、非常に多くの出会いがあった年でした。日本に帰る度に、いろいろなイベントで話をさせていただく機会があり、さまざまな人と会うことができました。</div><div>一方で研究は、研究トピックというよりは自分の気持ちの整理の問題で、思いのほかうまくいかなかったですが、この数ヶ月はしっかりと目標に向かって、自分の生活をコントロールできるようになりました。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>これから来年の目標を考えながら年越しを迎える予定です。</div><div><br /></div><div>よいお年を。</div>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-4348457246367719172010-12-21T09:00:00.008+09:002011-01-16T16:18:19.538+09:00勇気ある若者シリーズ 小林亮介(僕が勝手にいっているだけですが)勇気ある若者シリーズとして、ハーバードの学部生である小林亮介君のリベラルアーツサマープログラム企画についての座談会がありました。<div><br /></div><div>ボストン界隈では<a href="http://www.boston-researchers.jp/wp/">日本人研究者交流会</a>という有名な発表会があります。ここでは、毎月2名の発表者が自分の仕事や研究について発表をするイベントで、参加者は周辺に住むさまざまな分野の研究者や留学生がメインです。僕自身も<a href="http://www.boston-researchers.jp/wp/archives/221">去年発表させていただき</a>、非常に多くのメールをいただいたり、コラボレーションが生まれたりと影響力の大きなイベントです。</div><div><br /></div><div>一方、この若者シリーズは、まだ実行していないあるいはまだ公に発表するほどのものではないような企画を本当に興味をもっている少人数の参加者と意見を出し合いながら、企画アイデアをよりソリッドに磨き上げる場として、これまでに数回行ってきました。なぜこんなことをやっているかというと、個人的にこういった場でディスカッションをするのが好きであるのもそうですが、おそらく<a href="http://www.kiyoshikurokawa.com/jp/2009/10/mitd-lab-10e5.html">黒川清先生</a>が自分のような未熟な若者を、未熟であるということをわかった上でサポートしてくださるのを見て、自分よりも若い人たちへもしなければならないという思いもありました。</div><div><br /></div><div>今回の発表者はハーバードの学部生の小林亮介君です。彼は日本の高校生向けにリベラルアーツのサマースクールを企画しています。彼の問題意識やビジョンはクリアで非常に共感できるものが多く、これまでに何回か話を聞いてきました。今回はもう少し多くの人の前で話を聞いてもらいたいという彼の要望もあり、この会が実現しました。</div><div><br /></div><div>彼のプレゼンと座談会の様子はこちらに公開させていただいています。</div><div><br /></div><div><object classid="clsid:d27cdb6e-ae6d-11cf-96b8-444553540000" id="utv336917" name="utv_n_371977" width="480" height="296"><param name="flashvars" value="loc=%2F&autoplay=false&vid=11493460&locale=en_US&hasticket=false&id=11493460&v3=1"><param name="allowfullscreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><param name="src" value="http://www.ustream.tv/flash/viewer.swf"><embed flashvars="loc=%2F&autoplay=false&vid=11493460&locale=en_US&hasticket=false&id=11493460&v3=1" allowfullscreen="true" allowscriptaccess="always" id="utv336917" name="utv_n_371977" src="http://www.ustream.tv/flash/viewer.swf" type="application/x-shockwave-flash" width="480" height="296"></embed></object></div><div><br /></div><div>彼の問題意識は高校生のときに感じていた閉塞感から来ているものです。いま思えば、おもしろい機会がたくさん身の回りにあったにも関わらず、その時には全く知ることすらできなかった。これは自分のせいなのか。ゆとり教育の弊害なのか、内向きだからなのか。</div><div>そういった問題の原因の追求はやめて、いま彼ができることを考えたのが大学生や社会人を巻き込んだ高校生向けのリベラルアーツ教育でした。</div><div><br /></div><div>自分が留学生の身でありながら、学位留学を人に単純に進めることができなかったのはなぜかいまいちわからなかったのですが、彼と話をしていてクリアになりました。いま日本の高校生や大学生に必要なのは、まずは自分のビジョンを持つこと。そのためにはいろいろなことを学んだり、経験することが重要でリベラルアーツはそのために非常にいい方法だと思いました。その結果、海外に出る人もいるでしょうし、国内で道を見つける人もいると思います。その両者とも"内向き"とは言わないでしょう。</div><div><br /></div><div>今回の様子を一つのドキュメンテーションムービーにしてみました。</div><object width="480" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/LMrwbGclGY8?fs=1&hl=en_US&rel=0"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="http://www.youtube.com/v/LMrwbGclGY8?fs=1&hl=en_US&rel=0" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="385"></embed></object><div><br /></div><div><br /></div><div>これは僕の敬愛する<a href="http://www.infoguild.jp/infoGuild/home.html">神戸芸工大学の曽和先生のグループ</a>の提唱するRTVにインスパイアされて作っているものです。ただし、ぼくの場合はパワーポイントのみを使い、短時間でつくった即席動画ですが、きっと座談会を思い返すためには十分かと。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>余談ですが、小林亮介君は早稲田大学でロボットを研究されている<a href="http://www.pcl.cs.waseda.ac.jp/">小林哲則教授</a>のご子息です。頭が切れるわけで。。</div>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-51216052611490905752010-11-15T11:11:00.006+09:002010-11-18T15:27:48.915+09:00数学とぼく<div style="text-align: center;"><br /></div>小学校のころに学んでいた算数が、なぜか中学校になって名前が変わり、いまにいたるまでにさまざまな形で学んできた数学。先日、MITの内輪な集まりで「教えること」に関して興味をもった学生が言い出しっぺで、元高校教師で現タフツ大学数学科の博士課程の学生である<a href="http://twitter.com/kkobayashi25">@kkobayashi25</a>にお願いして、彼が高校で行っていた数学の授業をMIT周辺の学生にやってもらおうという企画がありました。その内容は非常に密度が濃く、教えるということもさながら、数学という学問と改めて向き合ういい機会になりました。<div><br /></div><div>内容はロピタルの定理。</div><div><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%94%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86">wikipedia ロピタルの定理より</a></div><img style="display:block; margin:0px auto 10px; text-align:center;cursor:pointer; cursor:hand;width: 200px; height: 124px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiyXek4I4jkKNXG6PF2QuOvxR0MedjxOgHWaUSTZvrb110ZmLdSW3clkWOIvUljW3oDrDsklRQfPkET73hhrLrn1ApvzVnD6XGyUtSJ9ib9NU1iZ8Sf3BKa2Yj0DDpS1JAWlcEWjXD8TLWO/s200/lhopital.png" border="0" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5539596960518743618" /><div>この内容を50分にわたって、対象を高校生レベルにまで落として、わかりやすくなおかつ丁寧に教えてくれました。その時の様子をUstreamで記録してみたので興味がある方はぜひ。</div><br /><br /><object classid="clsid:d27cdb6e-ae6d-11cf-96b8-444553540000" width="480" height="296" id="utv51830" name="utv_n_393673"><param name="flashvars" value="loc=%2F&autoplay=false&vid=10888507&locale=en_US"><param name="allowfullscreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><param name="src" value="http://www.ustream.tv/flash/video/10888507?v3=1"><embed flashvars="loc=%2F&autoplay=false&vid=10888507&locale=en_US" width="480" height="296" allowfullscreen="true" allowscriptaccess="always" id="utv51830" name="utv_n_393673" src="http://www.ustream.tv/flash/video/10888507?v3=1" type="application/x-shockwave-flash"></embed></object><br /><br />高校時代は部活ばかりしていてあまり勉強していなかったですが、数学自体は好きでした。ちなみに、僕の母校沼津東高等学校のwikipediaの昔の項目に以下のような箇所がありました。(いまは冗長であるという理由からなくなっています)ほぼ事実です。<div><br /><a href="http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E9%9D%99%E5%B2%A1%E7%9C%8C%E7%AB%8B%E6%B2%BC%E6%B4%A5%E6%9D%B1%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1&oldid=12966930">wikipedia 沼津東高等学校の過去の履歴より</a><br /><span class="Apple-style-span" style="font-size:small;">レベルの高すぎる数学の試験問題<br />校内の定期学力考査、すなわち試験における数学の問題が難しく、相当のハイレベルであった。のちにいくつもの医学部に合格するようなトップクラスの者でも100点満点の試験で70点程度、平均が30点台ということも多かった。100点満点の試験で平均が20点前後で、40点とれば学年でトップ10に入るというケースも見られた。一ケタしか取れない者も少なくなかった。数学科の教員によると、これらは意図的なものであるらしいがその意図は不明である。<br />150分の長時間の試験であった。伸びる者をさらに伸ばすねらいがうかがえる。その一方で、一ケタ得点の者でも置き去りにされた(落ちこぼれた)意識をもたずにすむ側面もあり、そういう者がのちに国立大学に合格したりしている。</span><br /></div><div><br />大学に入っても、普通に必修としての数学を受け、研究でもコントロールやダイナミクスなどをモデル化するためによく数学を用いていました。とくにコリオリ力がなぜ発生するのかと不思議に思い、この本の数式をよく勉強しました。アメリカにも持って来たくらい好きな本です。<div><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%81%BE%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%80%92%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%8B-%E7%89%A9%E7%90%86%E5%AD%A6%E6%BC%94%E7%BF%92One-Point-%E5%AE%89%E4%BA%95-%E4%B9%85%E4%B8%80/dp/4320033620">こまはなぜ倒れないか?</a></div><div><br /></div><div>そしてMITにきてからは、コンピュータサイエンスの授業の必修として<a href="http://math.mit.edu/~sipser/18404/">Theory of Computation</a>と<a href="http://stellar.mit.edu/S/course/6/sp08/6.875J/index.html">Cryptography & Cryptanalysisy</a>を受けました。これまで受けてきた数学と全く異なる数字の世界に戸惑うことがありましたが、それなりに楽しめました。例えば数論の中で、'mod'を証明に使ったのはこのときが初めてでしたし、さまざまな問題を証明をするために<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Subset_sum_problem">ここ</a>や<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Hamiltonian_path">ここ</a>などwikipediaが非常に役立つということも知りました。しかし、自分が工学寄りの人間だからか、このような問題に取り組むよりは、コマのダイナミクスを美しく表現するためのエンジニアリングのほうが自分には合っているとこのとき確信しました。</div><div><br /></div><div>@kkobayashiの授業のあと、彼の数学に対する情熱を知りました。彼はコマのダイナミクスのような様々な情報が削り取られ、プロジェクションされた数式を、もっとN次元の高次な世界に引き上げたいというようなことをいっていました。正直僕にはちょっと想像もつかない世界です。おそらくlinearizationなんてもってのほかなのでしょうね。</div><div><br /></div><div>今日の名言</div><div>「数学は哲学だ」</div><div>「0と∞は親戚」</div><div>「1/数学=基本」</div><div>「競馬で2等の馬が同時にゴールした場合、ゴールしたときに速度が速かった方の馬が勝者」(これは石松)</div></div>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-61177976486924982312010-10-19T14:14:00.005+09:002010-10-19T14:42:23.603+09:00Intuitive Automata -体重を管理してくれるロボット-先日メディアラボは25周年を迎え、スポンサーと卒業生を招待した大規模なイベントが開催されました。<br /><br /><img style="margin: 0px auto 10px; display: block; text-align: center; cursor: pointer; width: 199px; height: 265px;" src="http://desmond.yfrog.com/Himg36/scaled.php?tn=0&server=36&filename=ctah.jpg&xsize=640&ysize=640" alt="" border="0" /><br /><br />そのイベントの中で、数年前に<a href="http://web.media.mit.edu/%7Ecynthiab/">Cynthia Brazeal</a>率いる<a href="http://robotic.media.mit.edu/">Personal Robot</a>グループを卒業した<a href="http://web.media.mit.edu/%7Ecoryk/">Cory Kidd</a>と再会しました。Cynthiaは学生の頃<a href="http://web.media.mit.edu/%7Ecynthiab/research/robots/kismet/overview/overview.html">Kismet</a>を開発したことで有名な女性のロボット研究者で、<a href="http://people.csail.mit.edu/brooks/">Rodney Brooks</a>教授の研究室の卒業生です。彼の博士過程の研究テーマは「ロボットと人とのインタラクション」で、体重を減らす為の食事制限や運動を管理するのに、PCやノートなどを使うよりもロボットを使う方が効果があり、長続きすることを示しました。その成果を用いて、Automという新しいロボットを開発し、現在は<a href="http://www.intuitiveautomata.com/">Intuitive Automata</a>というベンチャー企業をはじめています。<br /><br />彼のような例は非常に多く、学生が卒業した後博士課程のときの研究成果をつかって、起業することはめずらしくありません。成果に関する特許はおそらくアドバイザーとの連名になることが多いでしょうが、アドバイザーは自らの成果にすることよりも、自分の優秀な学生を世に送り込むことを大事に思っている先生が多いようです。<br /><br />将来、みなさんの体重はこのロボットに管理されているかもしれない??Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-35005865427615317432010-10-14T15:36:00.005+09:002010-10-14T17:10:17.197+09:00頭脳の海外流出?<img style="margin: 0px auto 10px; display: block; text-align: center; cursor: pointer; width: 139px; height: 104px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgXO0LUTzM6F_xDTxuYUCO_k48haRZIY7kFMSL3Db98vgf3wlq98L4MsJpmCFPJEEc32h_HFc5Q_H5QB3qk-Fc0wBojc51tZHoOONxIcwQOQdpYbNa40Y6FshyphenhyphenTB5SEia1Ts9FOa-rW4o9N/s200/Endo_01.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5527807502398432786" border="0" /><br /><br />先日MITの日本人会が日本テレビの報道番組「<a href="http://www.ntv.co.jp/bankisha/index.html">バンキシャ</a>」の取材を受け、何人かがインタビューを受けました。ノーベル化学賞を受賞された根岸さんが「<a href="http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/101007/acd1010070904010-n1.htm">若者よ、海外に出よ</a>」とおっしゃったことから、日本テレビのバンキシャが日本の頭脳が海外に流出しているといったようなストーリーを想定し、取材依頼がMITに来たようです。<br /><br />インタビューではアメリカと日本の研究環境ではどちらがいいかという質問を受け、その理由を聞かれました。その中で<a href="http://www.onomasahiro.net/">同じ博士の学生である小野</a>とぼくの発言の一部が番組の中で放送されたようです。いままで、<a href="http://www.jst.go.jp/erato/project/kks2_P/kks2_P-j.html">ここ</a>や<a href="http://www.furo.org/">ここ</a>で取材はたくさんうけたことはありますが、下っ端だったのでことごとくカットされることが多かったのでちょっとうれしかったです。まったく宣伝はしませんでしたが、たまたまみた知り合いからメールをもらったり、<a href="http://furo.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-5524.html">fuRoのブログ</a>で紹介されていたり、今日たまたまラボであったD社の関係者の方がぼくの発言を知っていたりしました。<br /><br />ただ、やはり短い時間の枠の中での放送だったので、発言の一部しか放送されず、誤解を招くような発言だけが放送されました。ここで何を話したか書いておこうと思います。<br /><br />1) MITの多くが学生はアドバイザーから授業料と給料をもらっている。<br />2) 自分の場合は、自分でグラントプロポーザルを書いたために、研究費にめぐまれている。<br />3) 自分の場合、<span style="color: rgb(255, 0, 0);">年間3000万円から4000万円自由に使えるお金がある。</span><br />4) ただ、これは他の研究にも使われることがあるため、実際には全部自分で使うことはない。<br />5) さらに、自分の場合は大学の他の期間でD-labでインストラクターをやったり、そのプロジェクトのためにお金を集めたりしている。こんな自由度は日本ではあまりないと思う。<br /><br />というような内容だったと思います。それが赤い字のところだけ放送されてしまったので、アメリカの研究者はみんな3000万円程度の研究費を使えると受け取った方もいるかと思いますが、おそらくぼくはラッキーな部類です。<br /><br />メディアの報道はいろいろと批判もあるかと思いますが、今回の報道は個人的にはそこまで偏った編集ではなかったと思います。メディアは複雑かつ大量の情報量をお茶の間にわかりやすく届けることが必要とされるため、ある程度偏った編集をすることも多いかと思います。程度にもよりますがそれはまったく健全なことで、(例えば、アメリカではニューヨークタイムズがリベラルに偏っているのに対し、ワシントンタイムズは保守的、おそらくそのバランスが大切)視聴者が十分なリテラシーを備えていることが重要なんだと再認識しました。<br /><br />ぼく個人としては、実は海外に学位留学することを積極的には勧めていません。自分は博士2年半までを日本で過ごし,その後MITで博士過程を5年間過ごしたので、一分野の例ではありますが両方の環境を経験し、ある程度は理解しているつもりです。純粋に研究者としての環境は金銭面でアメリカ有利は変わりませんが、成果に関してはそこまで差があるとは思っていません。むしろ、日本で博士をとったほうが早く学生を終えることができるので、日本の方が有利かもしれません。留学の付加価値は、英語が上達することであったり、異文化とふれあう機会であったり、留学先で出会う人とのネットワークであったり、プロジェクトであったり、研究以外のところの方が実は大きいかと思います。そして、研究以外の付加価値こそ今後の日本が必要とするものであるとおっしゃる方々もいるようです。ただ、留学にはリスクを伴うのも事実です。<br /><br />なので、ぼくは<a href="http://www.kiyoshikurokawa.com/jp/2010/04/%E4%BC%91%E5%AD%A6%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%811.html">黒川先生のおっしゃる「休学のススメ」</a>のように、まずは休学して一年間どこか海外に短期留学なり、放浪の旅なりをして、日本にとどまるかあるいは留学するのかを自分で決めるべきと思っています。<br /><br />何はともあれ、テレビ取材は滅多にないことですが、今度は自分の成果で取材されたいものです。。。Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-8789185589271330762010-10-14T15:12:00.002+09:002010-10-14T15:29:46.953+09:00ブログ引っ越しブログをFC2からbloggerに引っ越ししてきました。<br />理由は<br />1)スパムが多い<br />2)googleの将来性<br />3)使いやすさ<br />4)FC2の記事をbloggerに持って来れそうだったから<br />などなど。写真をこちらにもってくることは一筋縄ではいかなそうですが、UTBjapnでbloggerを使っていて非常に使いやすかったのが大きかったです。まだまだ使いづらい点やデザインなどで不満はあるけれども、googleの将来のポテンシャルを信じて引っ越しに踏み切りました。<br />引っ越しに関しては<a href="http://furaibous.blogspot.com/2009/07/fc2blogger_1002.html">ここ</a>を参考にしました。しかし、ぼくにはVBScriptがうまく動かなかったので、自分で簡単なコードを書きました。<br />---------------------<br />#include <stdio.h><br />#include <stdlib.h><br />#include <string.h><br /><br />int main(void)<br />{<br /> FILE *fp;<br /> FILE *fo;<br /> char s[1000];<br /> int month, day, year, hour, minute, sec;<br /><br /> // オリジナルファイルをオープン<br /> if ((fp = fopen("blog.txt", "r")) == NULL) {<br /> printf("file open error!!\n");<br /> exit(EXIT_FAILURE);<br /> }<br /> // 出力ファイルをオープン<br /> if ((fo = fopen("blog_revided.txt", "w")) == NULL) {<br /> printf("file open error!!\n");<br /> exit(EXIT_FAILURE);<br /> }<br /><br /> while (fgets(s, 1000, fp) != NULL) {<br /> // DATEの行を処理<br /> if (s[0] =='D'){<br /> sscanf(s,"DATE: %d/%d/%d %d:%d:%d",&month,&day,&year,&hour,&minute,&sec);<br /> if (hour ==0 || hour == 12) <br /> hour = hour + 1;<br /> if(hour>12)<br /> hour = hour -12;<br /><br /> fprintf(fo,"DATE: %d/%d/%d %d:%d:%d PM\n",month,day,year,hour,minute,sec);<br /> printf("DATE detected\n");<br /> }else{<br /> // SECRETとPASSの行を削除<br /> if((s[0]=='S' && s[1]=='E')||(s[0]=='P'&& s[1]=='A'))<br /> printf("SECRET or PASS detected");<br /> else<br /> fprintf(fo,"%s",s);<br /> }<br /> }<br /> fclose(fp);<br /> fclose(fo);<br />}<br />---------------------<br />これをblog.txtと同じフォルダで実行すると、blog_revised.txtが出力されます。面倒なのでコードはアップデートしません。Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-26949137841511814062010-09-24T01:22:00.001+09:002010-10-02T02:07:29.534+09:00knotwork cafeデビュー先日の日本帰国の際に、See-Dコンテストのワークショップの他に<a href="http://boplabjp.ning.com/profiles/blogs/knotwork-cafeshe-hui-qi-ye-bop?xg_source=activity" target="_blank" title="knotwork cafe">knotwork cafe</a>というところでプレゼンしてきました。<br /><br/>場所は赤坂のある場所にあるアパートの一室で、はじめてきたのは今年の3月でしたが、ものすごく怪しい雰囲気であったために、一瞬入るのをためらってしまいました。しかし入ってみると、非常に心地よく、まるでBOP関連の仕事を始めるときのような感覚でした。knotwork cafeはこの分野の人であれば知らない人はいないというくらい、聖地としてあがめられている場所だそうです。ここでは昼間は会社で普通の業務を行っている傍ら、夜の仕事として途上国の人々のために働いている方々が集まる場所になっているようです。<br /><br/>ここでのプレゼン資料はここ。<br /><div style="width:425px" id="__ss_5265171"><strong style="display:block;margin:12px 0 4px"><a href="http://www.slideshare.net/kenendo/presentationknotwork-cafe" title="Presentation@Knotwork Cafe">Presentation@Knotwork Cafe</a></strong><object id="__sse5265171" width="425" height="355"><param name="movie" value="http://static.slidesharecdn.com/swf/ssplayer2.swf?doc=kenendo-100923015822-phpapp01&stripped_title=presentationknotwork-cafe&userName=kenendo" /><param name="allowFullScreen" value="true"/><param name="allowScriptAccess" value="always"/><embed name="__sse5265171" src="http://static.slidesharecdn.com/swf/ssplayer2.swf?doc=kenendo-100923015822-phpapp01&stripped_title=presentationknotwork-cafe&userName=kenendo" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="355"></embed></object><div style="padding:5px 0 12px">View more <a href="http://www.slideshare.net/">presentations</a> from <a href="http://www.slideshare.net/kenendo">kenendo</a>.</div></div><br /><br/>ぼくは卒業後はMIT D-labに足をつっこみながら義肢装具技術開発を続けつつ、義足のプロジェクトをインドだけでなくいろいろな国に広げていき、なおかつローカルに根付くためのサステイナブルなサイクルを作り出そうとしています。それには、義足の価格を低く保ちつつ、技術を向上させるだけでなく、雇用を与えることによって、患者の収入の一部からから義足の費用を回収できるようなモデルを考えています。<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88-%E3%80%8C%E8%B2%A7%E5%9B%B0%E5%B1%A4%E3%80%8D%E3%82%92%E3%80%8C%E9%A1%A7%E5%AE%A2%E3%80%8D%E3%81%AB%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B%E6%AC%A1%E4%B8%96%E4%BB%A3%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E6%88%A6%E7%95%A5-%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3%E7%B5%8C%E5%96%B6%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-C-K-%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89/dp/4901234714" target="_blank" title="ネクストマーケット">ネクストマーケット</a>でもあるように、<a href="http://www.jaipurfoot.org/" target="_blank" title="Jaipurfoot">Jaipurfoot</a>はこのようなモデルをもっているのは事実です。しかし、現地をみてきて個人的な意見を述べさせていただくと、Jaipurfootの雇用の提供や宿泊場所のサービスは正直うまくできていないと思うのです。おそらく、Jaipurfoot自体のビジネスモデルが多大な寄付によって成り立ってしまっているので、このような細かいサービスに力をいれておらずうまく機能していないのです。<br /><br/>ビジネス自体には正直あまり興味はありませんが、ぼくの目標は、あくまで切断患者のQoLの向上です。なので、ビジネスはツールとして、開発した技術を普及させるために必要です。Knotwork cafeでもその道のプロの方々が非常に適切なアドバイスをくださいました。他にも苦手なこの普及プロセスをサポートしてくださる方、または一緒に考えてくださる方がいたら、ぜひ連絡ください。<br /><br/>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-41376827526397049332010-09-22T23:34:00.001+09:002010-10-02T02:07:29.538+09:00数日間の日本の帰国実は先週5日間だけ就活もかねて日本に帰っていました。今回の帰国は非常にタイトで一日も実家に帰ることなく、一日もオフがないという日程でした。<br /><br/>その中でも一番楽しみにしていたイベントがSee-Dコンテストのワークショップです。こちらに同日の様子をまとめました。ここでもムービーを貼付けておきます。<br /><br/><object width="640" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/QJDfqcWlXOQ?fs=1&hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/QJDfqcWlXOQ?fs=1&hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="192"></embed></object><br /><br/>簡単にいうと、See-Dコンテストの参加者を対象に、東ティモールに1週間行ってきた人といっていない人との間で情報交換を行い、さらにそこから現地の人がどのようなプロダクトを必要としているかを考えるワークショップです。非常に熱意のある参加者ばかりだったので、タイトな日程にも関わらずたくさんのアイデアが生まれました。これからもどんどんideationプロセスを繰り返して、アイデアを洗練していって欲しいです。<br /><br/>そして、アメリカ帰国前日では念願のノットワークカフェデビューを果たしました。その様子はまた後日。<br /><br/>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-24073076619432482892010-06-30T02:19:00.000+09:002010-10-02T02:07:29.542+09:00動物の義足以前twitterでのつぶやいたが、先日猫の義足に関するニュースが報道されました。<br /><br/><a href="http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=128107345" target="_blank" title="NPY">NPY</a><br /><a href="http://www.wired.com/gadgetlab/2010/06/bionic-cat-walks-on-prosthetic-legs/" target="_blank" title="WIRED">WIRED</a><br /><br/><object width="320" height="192"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/-CSoroo-bkg&hl=ja_JP&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/-CSoroo-bkg&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="192"></embed></object><br /><br/>金属の棒を猫の足にインプラントしたところに、技術的なチャレンジがあったと思います。。義足が骨に直接くっついているのだから、歩き方は、従来のソケットを介したものよりも快適でしょう。まして、人間ではなく、猫なのでソケットを使うことは難しいと思います。このような試みは人間でも行われておりますが、問題は骨自体に金属をくっつけるために、年数を重ねると骨がどんどん削れていってしまいます。また、人工関節のような、デバイス全体が皮膚の下にあるのではなく、金属の半分が皮膚から外側にでているために、感染症を引き起こす可能性も大きいのです。おそらく、毎日の消毒や毎週のレントゲン撮影によって今後の経過を見る必要があるでしょう。しかし、猫の歩き方をみていると、やつの生活の質は格段にあがることは間違いないでしょう。こういった技術をみると、うれしくなります。<br /><br/><object width="480" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/4Wc0MfEj758&hl=ja_JP&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/4Wc0MfEj758&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="240" height="192"></embed></object><br /><br/>猫以外にも義足を使用している動物は多数存在する。Mollyとよばれる馬が有名な例です。<br /><object width="480" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/DkeLgXocwas&hl=ja_JP&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/DkeLgXocwas&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="240" height="192"></embed></object><br /><br/>あとタイの象も有名である。この象のソケットを作ったのは、Dr. Wu Yeongchiという私の共同研究者であったりもする。<br /><object width="480" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/FENeKiO3lAA&hl=ja_JP&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/FENeKiO3lAA&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="240" height="192"></embed></object><br /><br/>将来的には競走馬にも使えるのかという質問を受けました。おそらく、人間以外で市場が大きいのはそこだろうと思います。<br />実は私は競馬が好きです。賭け事が好きなのではなく、サラブレットの走る姿に純粋に惹かれます。もう10年ほど前になりますが、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AB" target="_blank" title="サイレンススズカ">サイレンススズカ</a>という馬がいました。この馬はレース中の怪我で予後不良と診断され、安楽死処分されました。サラブレットは足一本でも失うと、生きていけないので殺されてしまうのです。おそらく、いろいろな人がこのような馬を救う為に研究されていると思いますが、いまだ成功例は聞いたことありません。いずれは携わってみたい分野です。<br /><br/>最後にこのような犬もいるということを思い出しました。なんとも微笑ましいです。<br /><object width="480" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/dkZhaOPh1ew&hl=ja_JP&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/dkZhaOPh1ew&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="240" height="192"></embed></object><br /><br/>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-47939239792604660882010-06-08T23:16:00.001+09:002010-10-02T02:07:29.547+09:00ASME Innovation Showcase先週ピッツバーグにて行われたASME主催の<a href="http://www.asme.org/Communities/Entrepreneur/Innovation_Showcase_IShow.cfm" target="_blank" title="Innovation Showcase">Innovation Showcase</a>というコンペティションに参加してきました。このコンペは、全米のエンジニアリングを専攻している学生向けに行われているだけあって、さまざまな発明品をみることができた。全米の中から10チームがファイナリストに選ばれ、今回の発表会で勝者をが決まりました。<br /><br/>1位に選ばれたのは同じD-labの車いすのクラスを教えている<a href="http://www.youtube.com/watch?v=rxpNsMaN6F4" target="_blank" title="Amos WinterのLeverage Freedom Chair">Amos WinterのLeverage Freedom Chair</a>。先進国で使われているような車いすは、途上国の舗装されていない道では使えないところに着目し、レバーをつかった推進機構を考えたのです。発表をみても納得のものでした。IDEAS Competitionなど、さまざまなコンペで受賞されています。作られた車いすは非常に単純なものですが、普及プロセスはかなり進んでおり、具体案もかなりできあがっていたので、その実現可能性が評価されたのだと思います。<br /><br/>2位はまたもやMITの機械科の授業でうまれた<a href="http://www.youtube.com/watch?v=y82ZIoa7KuU" target="_blank" title="6dot braille Label">6dot braille Label</a>でした。このデバイスは目が見えない障害者の方が簡単に点字のラベルを打てるという発明です。これもIDEAS competitionなどのコンペで受賞されているもので、ものをつくった学生たちは現在スタンフォードの修士に進学しているために、スタンフォードからの参加という形になっていました。すでに起業している強者たちです。<br /><br/>3位は<a href="http://www.udmercy.edu/news_events/news/by-year/2009/11-24-seale.htm" target="_blank" title="デトロイト大学のSEALE">デトロイト大学のSEALE</a>というデバイス。正直、なぜこれが受賞されたのかがまったく理解できなかったです。ほかにもおもいろい発表がたくさんあったのですが。。<br /><br/>我々は残念ながらまたもや無冠でした。我々は正直ものは作ったものの、現地での試験や普及という点ではまだまだ未熟であるのは事実です。他のものと比べると圧倒的に実績がちがうなと思いました。勝負に負けるということはくやしいですが、ファイナリストに選ばれたということはうれしいことには違いないので前向きに考えて、今後の活動の糧にしたいと思っております。<br /><br/>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-88307893585271525952010-06-08T23:03:00.001+09:002010-10-02T02:07:30.181+09:00# ASME Innovation Showcase先週ピッツバーグにて行われたASME主催のInnovation Showcaseというコンペティションに参加してきました。このコンペは、全米のエンジニアリングを専攻している学生向けに行われているだけあって、さまざまな発明品をみることができた。全米の中から10チームがファイナリストに選ばれ、今回の発表会で勝者をが決まりました。<br /><br/>1位に選ばれたのは同じD-labの車いすのクラスを教えているAmos WinterのLeverage Freedom Chair。発表をみても納得のものでした。作られた車いすは非常に単純なものですが、普及プロセスはかなり進んでおり、具体案もかなりできあがっていたので、その実現可能性が評価されたのだと思います。<br /><br/>2位はまたもやMITの機械科の授業でうまれた6dotでした。これは<br />我々は残念ながらまたもや無冠でした。<br /><br/>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-13067501822442962842010-06-01T22:55:00.001+09:002010-10-02T02:07:30.189+09:00# アメリカ大学院留学説明会<br/><br/>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-32255185824759776512010-05-27T01:06:00.001+09:002010-10-02T02:07:29.554+09:00IDEAS comtition反省編<a href="http://utbjp.blogspot.com/2010/05/ideas-competition.html" target="_blank" title="ここ">ここ</a>にIDEAS competitionの結果について簡単にまとめてみた。<br />我々のプロジェクト<a href="http://beta-globalchallenge.mit.edu/teams/dashboard/43" target="_blank" title="Exo-Knee">Exo-Knee</a>は残念ながら無冠に終わったけれども、final proposalのフィードバックが帰ってきたので、ここに来年のためにreflexionをしてみた。<br /><br/>-英語がnativeではない。<br />これはごもっとも。時間がないので、ばーっと書いてみてチームのメンバーでネイティブの人に添削を頼んだけれどもおそらく彼があまりみてくれなかった(?)やはり、他人に頼りすぎずにしっかり時間をかけて書く必要があると思った。あと、言い訳になるけれども締め切り数時間前に一旦提出して、そのあと全体を見直したあとに再提出しようとしたら一度しか受け付けてくれないシステムだった。<br /><br/>-proposalの中に"I"と"We"がまじっている<br />これは文章を自分で書いているときに、どうしても潜在的に思っていることがでてしまったらしい。要は義足自体はほぼ一人で作っており、最近メンバーにはいった友達と協力していただいているKopernikの中村さんは主に普及プロセスで協力していただいている。この役割をしっかりとするとともに、"I"は使うべきではなかった。<br /><br/>-インドでやるのか?カンボジアでやるのか?<br />普及プロセスがすこし複雑でクリアにジャッジに伝えることができていない部分が多かった。インドのJaipurfootと協力し、多くの途上国に手を伸ばすということをうまく表現したかったのだが。<br /><br/>-プラスチックではうまくいかない<br />これは、HDPEの特性を書いていなかったから。HDPEは一般的にプラスチックといわれている素材よりも強く、そして重い。インドでは多くのHDPEが使われている。<br /><br/>-<a href="http://beta-globalchallenge.mit.edu/teams/dashboard/51" target="_blank" title="Legoleg">Legoleg</a>とExo-kneeとの違い<br />Ken Endoとはだれか?という質問をジャッジングセッションときに受けた。義足に関して2つの違うアプローチをしているプロジェクトに同じ人物がいることにひっかかったらしい。あとから思ったことだけれども、この2つのプロジェクトを同じコンペに出すことはしないほうがよかった。<br /><br/>ほかにもいろいろと書いてあったが、手厳しいものだった。ただただ、自分たちの考えていることを10ページにクリアにまとめあげることが如何に難しいかということを痛感。そもそも義足はただでさえ市場が(他のメディカルデバイスとくらべると)小さく、ビジネスにすることが難しい。まして、<a href="http://www.jaipurfoot.org/" target="_blank" title="Jaipurfoot">Jaipurfoot</a>のようにすでに寄付でビジネスサイクルをまわしているところがあると、新しい利益の生まれるサイクルを考えることは非常に困難である。しかし、IDEASに参加したことで、新しいグラントやプロジェクトの話が舞い込んできた。ぎりぎりになって決めた参戦だったけれども、注目があつまるこのイベントに参加した価値はあったと思う。<br /><br/>もしいっしょに義足関連のプロジェクトをやりたいという方が連絡ください。おまちしております。<br /><br/>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-75938992891234661142010-05-16T05:46:00.000+09:002010-10-02T02:07:29.558+09:00Designとデザイン最近、いろいろなデザイナーやエンジニアと仕事をしていて思ったこと。日本語のデザインと英語のDesignは違う言葉であり、この言葉の違いによって偏った情報が広がっているように見受けられる。<br /><br/>日本で、「世界を変えるデザイン」という言葉を耳にする。間違いなくこの本が影響を与えている。<br /><br/><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862760589/fc2blog06-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41kPyiovGCL._SL75_.jpg" alt="世界を変えるデザイン――ものづくりには夢がある" border="0"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4862760589/fc2blog06-22" target="_blank">世界を変えるデザイン――ものづくりには夢がある</a><br />(2009/10/20)<br />シンシア スミス<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862760589/fc2blog06-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td></tr></table><br /><br/>もともと、この本のオリジナルは「<a href="http://other90.cooperhewitt.org/" target="_blank" title="Design for the other 90%">Design for the other 90%</a>」という<a href="http://www.cooperhewitt.org/" target="_blank" title="Copper Hewit National Design Museum">Copper Hewit National Design Museum</a>で行われた同名の展示会のパンフレットのようなものである。この本の中に「デザインには世界を変える力がある。」というlona de Jongh氏の言葉があり、デザインで途上国で生活している人々の生活を劇的に改善することが可能であると力説している。事実、本の中には途上国向けに開発されたプロダクトの数々は紹介されており、機能と見た目を兼ね備えたものばかりである。<br /><br/>一方で、このデザインがプロダクトの普及に悪い影響を与えているという話もよく耳にする。洗練されたデザインをもつプロダクトには、計算された曲線美や調和された色が選別され、開発プロセスにも大きな影響を及ぼす。この行為は一般的に生産コストを高くし、現地生産のハードルを高くすることにもなる。現に<a href="http://www.thekopernik.jp/" target="_blank" title="Kopernik">Kopernik</a>で扱われているような製品は、現地で生産されてはいない。<br /><br/><br/>以前、学部生のときにあるデザイナーと仕事をする機会があった。<a href="http://www.zmp.co.jp/e_html/products_pino.html" target="_blank" title="PINO">PINO</a>というロボットである。当時ロボットにデザインをするという話はあまりなかったので、ロボットの性能はともかく、非常に話題になったことを覚えている。PINOのデザイナーは<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E4%BA%95%E9%BE%8D%E5%93%89" target="_blank" title="松井龍哉さん">松井龍哉さん</a>という方で、現在<a href="http://www.flower-robotics.com/" target="_blank" title="flower robotics">flower robotics</a>というデザイン事務所を運営している。あまり当時のこまかい話を覚えていないけれども「デザインとは花のようなものである。あってもなくても命にはあまり影響はないけれども、存在自体に人の心を豊かにする力がある。」というように、デザインの意義について話をしていただいたのを覚えている。会社の名前がflower roboticsとなったのもそこからきているとか。その後,<a href="http://www.lleedd.com/" target="_blank" title="山中俊治さん">山中俊治さん</a>のようなデザイナーの方とも仕事をする機会があったが、自分のなかでどうもしっくり来なかったのが、技術者とデザイナーの間にくっきりとひかれた境界線だった。メディアラボに留学を決めたもの、ラボの説明会に参加したときに「アーティスト、サイエンティスト、エンジニア、デザイナーなど、状況によってすべてのhatをかぶる必要がある」という言葉を聞き、メディアラボでの研究を決めた経緯もあった。<br /><br/>留学してから、ずっと思っていることがデザインとDesignの使い方の違いである。一言にデザインというと、日本語ではプロダクトの外観をデザインすることのように聞こえる。もちろん、技術的なことにも関わってくるのだろうが、主に「デザイン」という言葉はプロダクトの「見た目」をよくするためのものとして使われる。<a href="http://blog.ted.com/2009/09/a_call_for_desi.php" target="_blank" title="IDEOのTim BrownのTEDのトーク">IDEOのTim BrownのTEDのトーク</a>を聞いても、自分のやった1つの仕事を「技術に魅力的な外装をつけた」と表現した。<br /><br/>一方で英語でDesignというと、確かに日本語のデザインの意味も含まれるが、機械やビジネスプラン、会議などを作り込む作業にもDesignという言葉を用いる。その証拠に、Design for the other 90 %には、日本語のデザインとはかけ離れたものも紹介されている。<a href="http://d-lab.mit.edu/resources" target="_blank" title="D-labのCharcoal press">D-labのCharcoal press</a>や<a href="http://www.ideorg.org/OurResults/SuccessStories/Mosi.aspx" target="_blank" title="IDEのポンプ">IDEのポンプ</a>がそれらである。去年出版された「Design Revolution」という本にもさまざまなDesignされたプロダクトが紹介されている。<a href="http://d-lab.mit.edu/courses/design" target="_blank" title="MITのD-labにもDesign">MITのD-labにもDesign</a>のクラスがあるが、すべてがDIYの技術であって、日本語の意味でのデザインをしているプロジェクトは何一つない。<br /><br/><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1933045957/fc2blog06-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51j8NjkeUuL._SL75_.jpg" alt="Design Revolution: 100 Products That Empower People" border="0"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/1933045957/fc2blog06-22" target="_blank">Design Revolution: 100 Products That Empower People</a><br />(2009/10)<br />Emily Pilloton<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1933045957/fc2blog06-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td></tr></table><br /><br/><br/>現在、Designのもつ意味すべてではなく、日本語のデザインがもつ意味が強くなり、広がりをみせているように感じる。もちろん、デザインには世界を変える力がある。しかし、デザインだけでは世界を変えることはできないと断言したい。(慶應では「世界を変えるものづくり」というクラスが始まるらしい。)<br /><br/>今日から「<a href="http://exhibition.bop-design.com/" target="_blank" title="世界を変えるデザイン展">世界を変えるデザイン展</a>」が始まるらしい。このような活動が増えるのはもちろん嬉しい。しかし表面的な展示会で終わるのではなく、ぜひともプロダクトの開発の背景にあるストーリーや開発プロセスにも注目してほしい。<br /><br/>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1571167778251823285.post-52730890170896765452010-05-04T22:30:00.000+09:002010-10-02T02:07:29.562+09:00IDEAS competiton 結果残念ながら義足のプロジェクトから参加した2つのチームとも、無冠でした。敗因は、、なんでしょう。ちょっと自信はあったのですが、それだけにがっかりでした。<br /><br/>とりいそぎ、結果報告まで。<br /><br/>Ken Endohttp://www.blogger.com/profile/13343200588158045549noreply@blogger.com0