2005年6月1日水曜日

最近仕事関係で徹夜に近い日々が続いて,ある人に言われた言葉.

「がんばってるね~~~!」
ちょっと考え込んでしまった...がんばるってなんだろ?

がんばるって何?

おれの大学の恩師は「がんばる」という言葉が嫌いだといってた.正確にいうと自分で「がんばる」といっていることに違和感を感じるらしい.それは,その人ががんばっているかどうかは,客観的にみたり,結果をみてはじめて決まることであり,本人が自分のことを「がんばる」というのとは質が違うからである.ぼくもこの意見に賛成である.
たとえば,研究の進捗状況が思わしくない学生がゼミで発表したとする.そのときに先生との会話で
先生「どうして,研究がすすまないのか?」
学生「いや,,難しくて...がんばってるんですけどね...
学生は本当にがんばっているのか,それともさぼっているのか?
上の例での「がんばる」は,言い訳としか聞こえない.このような「がんばる」とか「忙しい」は,だいたいサボっている人がいう言葉である気がする.
自分の中でがんばっていても,結果がでないと意味がない.他人のがんばりに比べて小さいものであれば,それは「がんばり」でなく「自己満足」である.
「がんばる」には主観的評価と客観的評価にわかれると思う.そして,自己評価のがんばりは言い訳である場合が多い(気がする)
もし,1週間後に提出のレポートの課題があったとする.A,B,Cくんが下のような時間配分で課題を終えたとする.また,3人とも能力は同じとする.
     金 土 日 月 火 水 木 
��くん  3 0 0 3 3 4 3
��くん  0 0 0 4 4 4 4
��くん  0 0 0 0 0 8 8

全員課題には16時間を必要とした.さて,だれが一番がんばったのか?Aくんは徹夜もしなかっただろうし,週末も楽しんだ.2日徹夜に近い状態のCくんが体力的には一番がんばっただろう.しかし,課題のクオリティーはあきらかにAくんが一番高いはず.つまりCくんのがんばりは「がんばり」といえないのではないか.提出されたレポートをみて教員はAくんに「がんばったね!!」というだろうし,Cくんには「もっとがんばりなさい」というだろう.
「おれ,昨日課題で徹夜だったんだよね」というときに,後回しにせずにあらかじめ課題をやっていれば徹夜することなかったはず.
自分はというと....残念ながら多分Cくんタイプ.もっとがんばれるはず...がんばれ!!おれ.(バスケも研究も)

3 件のコメント:

  1. そうですね!!
    自分でがんばったっていうのは,なんか他人にアピールしているだけのような気がします.
    おれも,「がんばらなくては」

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  2. あぁ、、痛いですね。。
    わたしもCだ。。
    いま明日提出のレポートやってます。。がんばれ自分

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  3. ☆to-ru☆
    そうなんだよね..どんなに忙しくても規則正しく生活できる人のほうがすごいんだよね..ほんとは.
    ☆ha☆
    痛いよね..いつもこういうこと考えてるんだけどなかなか実践できない.「がんばり」がたりないね.今日も徹夜だよ....(反省)

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