2006年1月29日日曜日

いまさらながら、時間があったのでスチームボーイを見ました。
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本当に軽い気持ちで、あまり期待せずにみたのだけど、自分が科学者ためか、結構よかったです。ネタバレになるといけないのであまり細かくは触れないけれど、簡単にいうと科学のあり方について対立する2人。一方は、自分の発明を戦争を含むあらゆるものに利用しようとし、それはしょうがないと思ってしまう。片方はそれを阻止しようとし、科学は平和のためと信じる。
このことに関しては多くの研究者が学会や取材とかでいやというほど話をしていると思う。でも結局自分のような若くてなんの実績のない研究者にはあんまり関係ないやって思うんだよね。自分の何回かどっかの新聞社の人とか、テレビの取材のときに適当なことを言った記憶があるけれど、なんていったっけ。。
うちの研究室でもDARPA(米国防総省)からお金をもらって研究をしているけれど、これって戦争のための研究なんだよなってちょっと冷静になって考えてみた。こっちにきたときにも思ったんだけれど、DARPAのfundってアメリカでは本当にどこの研究室でももらっていていろいろな研究がされているから、当たり前になってた。
アドバイザーにDARPAはやめようなんて口が裂けてもいえないけれど、自分がDARPAの研究をやることは絶対にやめようと思いました。
主人公レイが言った言葉
「科学は何のためにあるの?」
ちょっと、考えさせられるものがありますよね。
科学の発展が反戦の方に役立ちますように。。。

3 件のコメント:

  1. ぼくみました!!ぼくもすきです、コニタン!!

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  2. お久しぶりです。
    科学もロボットもバスケもblogも、はさみやナイフも、携帯電話のメールや着信履歴も、みーんな平和のためにあることを祈ります!
    出張から帰ったらスチームボーイ見てみます☆

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  3. ☆bob☆
    コニタンって何のことかと思ったらあの女の人の声やってた人ね。。
    ☆がんちゃん☆
    ひさしぶり!!バスケも平和のためなんだね。確かにオリンピックはもともとそんな始まりだったよね。

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