2005年11月17日木曜日

昨日、アドバイザーからいきなり話があるっていわれて、2人きりになった。部屋から出るなり「新しいPhDのテーマがあるのだけれど、そっちに変えないか」といわれた。

いま、おれは一言でいえばabove kneeの義足の研究をやっている。いまはシミュレーションと人間の歩行の解析をメインでやっているけれど来年くらいにはハードウェアに取り掛かる予定だった。
で、この日に提案されたのはExoskeleton。これは人間の周りにデバイスを装着させて、人間の動きを補助するものである。リハビリではなくFundはDARPA。つまり、軍関係のお金で行われているプロジェクト。
たぶん、これを現在やっている人が来週いなくなってしまうからこれを新しく来たばかりのおれに続けてもらいたいっていうのが本音だと思う。
一瞬なやんだけど、自分のやりたいことはやっぱ義足。アドバイザーにそれを伝えたら、わかってくれたようだ。
お金の関係でやれる研究をアドバイザーに決められてしまうケースも多いらしいけれど、おれは本当にいいアドバイザーに恵まれたと思う。
さ、がんばろう。

4 件のコメント:

  1. 僕もいくつか候補を提示されて,夏の間は色々と試して選ばせてもらいました.こういうとき外部から資金をもらっていると自由なんですが,良いアドバイザーだとある程度融通が利いていいですよね.

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  2. 軍関係になると研究費はグッと上がるんだろうね。研究テーマ、自分のしたいことがしっかり決まっていて、それができる研究環境って恵まれてると思う。
    俺は今新しい研究テーマをどうしようか悩み中です。。。

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  3. 何年か前に、筑波大の山海さんて言う先生が会社を作るって言うので、話を聞きに行ったとき、そんなような話をしていたような気がする。
    と、思い出した。

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  4. ☆tyamaさん☆
    お金の問題もあると思うのですが、人間性もアドバイザー選びに必須ですよね!!
    ☆フミ☆
    山海先生はHALってやつを昔からやってて会社を設立したよね。
    http://www.cyberdyne.jp/
    ☆masatoさん☆
    お金あっての研究ですからね。本当にありがたいです。
    masatoさんはつぎには何をするんですか?今度慶應にいったらまた会いにいきますね。

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