2006年6月30日金曜日

first authorとは、論文の著者の一番初めの人。つまり、論文に一番関わった人がここに名前を書く。

先日submitして、無事にacceptされたIROSの学会論文。とうぜん、first authorは私。今度はreviewerのコメントを参考にして、最終的にpublishされるものを来月提出しなくてはならない。

どのように書き換えるかとアドバイザーと話していたところ、信じられない一言。
「論文の結果をすべてLの結果に代えて提出しよう。」
Lは同じ研究室でおれの手伝いをしてくれているスタッフ。簡単に言うと、ぼくは人間の足を簡単にモデル化したあとその結果を論文に書いて提出し、モデルの最適化を彼に任せて、ぼくはシミュレーションに取り掛かり始めた。しかし、彼が続けてきた結果がよいために、今回の論文の結果を彼のものに代えようというのがアドバイザーの提案。
私の意見としては
-結果を代えるならば、first authorも彼に代えるべき
-もともと、ぼくの結果で通った論文なのだから、結果はそのままにすべきではないのか
と思う。もちろん、アドバイザーにも言ったけれど
-Kenの結果で通ったのだから、Kenが発表すべき
-当然first authorもKenでいい
という返答。他人の結果で発表なんかしたくない。代えるのだったら、論文から自分の名前も消してほしいくらい。
どうしたらいいんだろうか。。。

7 件のコメント:

  1. こんちは.
    そのやりきれない気持ちは非常によく分かります.
    その上で,個人的な経験のみをふまえての僕の意見ですが,そのアドバイザーの意見は「取り入れる」べきかと思います.そしてチームワークの結果として恥ずべき事無くfirst autherで出すべきだと思います.
    何故かと言われると,僕も回数を重ねて自分の足りないところと見つけてきた方なので,としかまだ言えないのですが.
    そのうち,チャンスは必ず巡ってきます.他の人が先にやらない限り,結果は逃げないので.
    でも,頭くるよね.

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  2. 自分の結果でないものを、あたかも自分がやったかのように発表する人、多いですよね。大人の事情なんでしょうか。

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  3. こんばんは~.
    ��人で研究をしていて,他の研究室のドクターの学生さんが,同じチームのマスターの学生さんの
    論文でfirst autherになっているのを見て,「いいなぁ・・・」と指をくわえて見ていましたが,
    そういう葛藤もあるのですね・・・.
    ��さんがどういう立場の方なのか分からないのでなんとも言えないですが,Lさんも納得していて,
    もともとの発想がroboさんのものであったら,胸を張って発表していいと思いますよ~.
    ・・・私だったら自分の結果で通ったIROSはそのままにしておいて,やったLさんの結果でもう1本,
    今度はICRA,ローマだ~!とか考えているところですが(^^;.いやな大人になったものだ・・・.

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  4. 難しいね。でもROBOの結果を元にLが行ったこと、またROBOやアドバイザーの言うとおりに行ったのであれば、Lの成果っていうよりやっぱりROBOの成果ではないのかな???

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  5. うーん,なかなか難しい問題ですねぇ.
    今回ので通ったんなら,baby touchさんの言うように今回はroboさんのまんまで出しちゃって,Lさんの結果を反映させたものを次回のICRA!これら2本まとめてジャーナル!でどうでしょう?

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  6. ☆to-ru☆
    そういう人にはなりたくないです。それが大人だとしても。
    ☆mo☆
    多分、とりあえず論文を出してしまって、acceptされてから結果をすりかえてしまう人は少なくないかと思います。
    スタッフがついているというよりは、一緒に研究をしている感じ。
    ☆魚蔵さん☆
    自分のアイデアだといってもいいけれど、実際にやっていないので、引け目を感じてしまいます。でもアドバイザーがやれといえば、やるしかないですが。。
    ☆baby_touch☆
    ローマかどうかはともかく、確かに普通はそうなりますね。。
    ☆WL☆
    ジャーナルは今年の夏中にだそうとアドバイザーはいっております。出す内容はこれからやるものですが。。。だったら、ここで辺に結果をいじらなくてもって思ってしまいます。。

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  7. やはり上手く伝えることが出来ませんでした,すんません.
    「自分のアイデア」だと言ったらあらゆる意味で負けだと思います.その部分はもちろんLさんのエフォートに依るものでしょうし,自分も他人も騙すようなことのないように,上手くアドバイザーの意見を「取り入れる」....
    とは僕も自信はないですが.
    いずれにしても結果オーライでなによりです.

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