わけあって、しばらくボストンから離れることになった。その前にいま手元にある仕事を終わらせたり、引き継いでもらったりと、一日中忙しかった。
今日は朝から晴れわたり、春を思わせる陽気だった。数日前までは氷点下だった気温も今日は10度くらいまで上昇していた。しばらくMITを離れるということもあり、今度戻ってきたらどれくらい変わっているかと思って、家からラボまでの道で何枚か写真をとってみた。
天気のいい日は、川沿いの道を通ることにしている。川越しにみるボストンの風景が好きだからだ。今日もアパートをでた瞬間に、川沿いの道へ自然と自転車を進めていた。
昨日まで道路のすみに追いやられていた雪がほぼ解けてしまい、いまでは黒ずんだ雪の固まりが転々と道ばたにあるだけになっていた。もはや、歩道の真ん中で凍った池だまりで、滑って転ぶことを気にしなくてもいいので、快調に自転車のペダルをこいだ。
数日前まで一面凍っていたcharles riverの水も徐々に解け始めていた。しかし、今年の冬は例年にはない寒さが続いただけあって、表面は溶けているけれども、全部がとけるには時間がかかりそうだ。その向こうに見えるボストン市外の光景はいつ見ても圧巻だ。
それでも、ヨットハーバーの付近の一部の氷だけはすでに解け、川の水が姿を見せていた。その周りに小さな鳥が集まって、氷がまだ溶けないかと待っているかのようだった。
そして、ラボの隣の工事中の建物が見えてくる。いつもの光景だ。それでもこの新しい建物も徐々に完成に近づいてきて、外見はもうほぼ出来上がっているようだ。
帰国された方々はこの今の建物をみて、だいぶ工事が進んだことがわかるんじゃないでしょうか。またMITに帰ってきたときにはどれだけ変わっているか、たのしみです。
謙君は写真が上手だと、沼津の皆で言っています。本当に、どれも上手。デジカメ、いいもの買ってみてね。けまジュニアちゃんにも使えるように♪
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