最近身の回りでは、目を覆いたくなるようなことばかりおこるけれども、それでもそれらを受け入れて、できることを一生懸命やり抜こうと思った。
自分が留学を決意したときには、不思議と気持ちが留学に行き着くきっかけがいくつもあった。そのきっかけの一つをくれた後輩YNに会いにNYにいってきた。というと、もう一人の後輩が怒りそうなので、本当のことをいっておくと、日本から別の後輩が彼氏といっしょにNYにくるという連絡をもらったので、YNにも連絡をしてそこで会うことになった。
最初は4人でマンハッタンで食事をした後、おれとYNは後輩と別れ、YNの仕事場へ連れて行ってもらった。彼は現在New York KnicksのAthletic trainerのインターンをしているのだ。そのときはKnicksの選手たちは遠征にいっているため、中にいれてもらえたのだろう。おそらく、おれはとてつもなく運が良かったのだと思う。そこで軽くバスケをした。ひさびさにみる彼のシュートフォームは懐かしい物があった。2回ほど3ポイントシュートの勝負をしたけれど、2回とも負けた。NBAのボールが小さいからと言い訳をしておこう。。ちくしょ。。
仕事場を見せてもらいながら、普段彼がどんな仕事をしているのかを話してくれた。薄々気づいてはいたけれど、おれと彼は結構近い分野で勉強をしているということがわかった。ただ、彼のほうが圧倒的に臨床に近く、実用的な知識だと思う。
そもそもおれが留学というオプションに気づいたのは、彼が留学するということを聞いたからだ。2005年の夏頃、彼は大学を卒業してから、留学するために英語を勉強しているというような話をしたのを覚えている。その頃、博士課程の1年目だったおれは、自分の研究分野に違和感を感じていて、なにか他の道はないかと思っていたところに、彼の留学という話を聞いた。そして、2005年の秋にたまたま学会であったMITのポスドクに言われるがままにアプライし、現在に至った。おそらく、彼が留学していなかったら、おれも留学していなかっただろう。
当時、彼はNBAでアスレチックトレーナーをしたいといって、留学をした。そのとき、本当に彼がNBAで仕事をすると何人が思っただろう?少なくともおれは難しいのではと、そして挑戦することは悪いことではないと、ちょっと上から目線で思っていた。正直びっくりした。インターンとはいえ、彼は実際にNBAで仕事をしているのだ。なんで、このことを自慢しないのかと笑いながら聞くと
「やりたいという情熱だけでここまでこれたけれど、まだ自分の技術が認められたわけではない」
と答えた。夜遅くまで話をしていて、もっとかっこいいことをいっていたけれど、とりあえず、おれの心の中にとどめておくことにする。
話は変わるけれども、夜12時をすぎた頃、YNは彼女としきりにskypeで話をしたがっていた。彼女は台湾人で台湾にいるため時差があるのだ。おれがいるのになんでそこまで話をしたがるのかなぁと思いつつ、紹介してもらい、軽く話をしたあと、電話を切る間際に
「けんさん、おちゃめですね。」
と奇麗な日本語でいわれた。なるほど、これをいいたかったのか。。
日本にいたころに高校のOBで作ったn-eastというバスケのチームにいたころ、おれはおちゃめキャラというポジションだった。正直、自分としては心外で、そんなキャラではないはずだといまでも思っている。
そんなおれが、彼が留学するときに寄せ書きしたメッセージが以下の写真。
なんだ、、おれ。
おちゃめキャラ、認めているように見えますね!
返信削除おちゃめさが行間から滲み出てるなーと前から思ってました。
返信削除>みなさん
返信削除自分としてはもうちょっとしっかりしたキャラになりたいのですが。。だめですかね。