まず,援竜について
おととい,上京したらしい.
援竜とは,去年発表され,ガンタンクのようだとかいわれ,有名なロボットのひとつ.
腕が改良され,細かい動きができるようになったらしい.ほぼ,実用化されたという.
以前にこのブログに書いたソニーのインテリジェントダイナミクスシンポジウムの記事が掲載された.
QRIOの学習についての記事である.森山和道さんとは有名なサイエンスライターで,以前ぼくの所属する研究室にもきていただいたことがある.
このような,ロボットであるが,数年前から実用化をうたってきたが,依然としてエンターテイメントが払拭されていないという感想をうけた.実用化というのは,コストとそれにみあった利益がなければなりたたない.現状のロボット技術はコストが高くなり,利益優先の社会に普及されない,つまり,金持ちの道楽にしかならないような気がする.QRIOにしても援竜にしても,本当に実用化されるのか? 現在のロボット研究者は自分の楽しいことをなんとか仕事にしようとして,実用化を目的(はるか遠い目的)にして,資金をあつめ,ロボット作りを(子供のような感覚で)楽しんでいるようでならない.
それはそれでいいとおもう.だって,科学の進歩ってはじめはそういうものだから....しかし,そろそろ普通のロボットに飽きてきた.産総研などはみんなの税金でなりたっている研究室である.しかし,この状態があと数年続くと,とこかの特殊法人のようになりかねない.
行き先を模索する日本のロボット業界.しばらく,そこから離れてみよう.....M.I.T.を受けた動機のひとつだったりする.
あぁ,サーバ引っ越すといろいろ批判的なことも書けていい!!でも,コメント書きづらいだろうな...
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