2007年9月3日月曜日

帰国するといっておいて、連絡しなかったみなさま。ごめんなさい。
もうちょっと時間がとれると思っていたんだけれど、まったく時間がありませんでした。

今回の帰国の目的は、STeLA Leadership forum 2007


これは、MIT、Harvard、東大、東工大、慶應などの理系大学院生を40人東京に集めて、グローバルな諸問題に挑むリーダー人材を育てようというもの。講義、討論形式のリーダーシップ研修素材と、企業のラボや工場見学、チームで結構手の込んだ装置作成プロジェクトに加え、尾身財務大臣(元・科学技術政策担当大臣)をはじめ科学技術にかかわる著名人をゲストに招いた10日間のハードコア強化合宿企画。科学、工学系の学生に加えて、ビジネス、政策等幅広なバックグラウンド、出身国は11ヶ国に渡る参加者・主催者を日米の大学から集め、1年半かけて運営母体の組織作りからスポンサー集め、内容の練り込みを続けてきたスタッフの努力が結実。

正直言うと、はじめは自分がこんなに満足感がえられるものとは期待していなかった。これまでに部活、仕事、研究以外でここまでがんばった企画ってなかったし、ボランティアだけでここまで大きな感動になるとも思っていなかった。

この企画のために1年以上もの期間をかけた。ビジネススクールのクラスもとったし、リーダーシップ関連の文献も本職のものに負けないくらい数のものを読んだ。いまだにリーダーシップといってもしっくりこないところもあるけれど、物事の進め方、考え方、他人との接し方に関しては、なるほどと納得することも多かった。個人的には何よりも、チーム運営をうまくまとめることの難しさを学んだ期間でもあった。チーム内に起こっている問題やコンフリクトを理解しているにも関わらず、それを解決できるだけのスキルが自分にはないというもどかしさを体験した。

リーダーシップうんぬんは置いておいて、ひさびさに日本の学生の知り合いが増えたというのもうれしかった。中には自分の研究に興味をもってくれて、熱い思いを語ってくれた人もいた。STeLAに関わらず、こういうつながりはこれからも大切にしたい。

反省点も多かったけれど、最後には涙を流すことができたくらいの満足感を得ることができた。一緒に仕事をしてきた方々、いろいろと迷惑かけてごめんなさい。そして、いっしょに仕事ができてよかったです。ありがとう。

5 件のコメント:

  1. 日本にいたことも知らなかったtoruです。次の帰国はいつですか?忙しいとは思いますがぼくとも会ってくださいね。

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  2. なんかすごいですね!!これからもがんばってください!

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  3. 素晴しいフォーラムでした.
    記念すべきステップストーンとして
    の第一回フォーラムに関われて光栄
    に思います.
    僕もいろんなことを学びました.
    11月のボストン訪問の際にまた
    飲んで語りましょう.

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  4. 激しくおひさしぶりです。お元気してますか。
    私は至って普通のサラリーマンになってしまいました…
    なんか、うちの後輩がSTeLA参加してたみたいですよ。

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  5. ☆あこちゃ
    激しくおひさしぶり。
    後輩ってこも研?ではないよね。だれだろ。。

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