以前にも書いたとおり、IROS2006に参加するために北京に行ってきました。
まず、行きの飛行機の中で知り合った中国人がホテルまで車で送ってくれるというところから始まった、はじめての北京。まず空気の汚さに驚く。たぶん東京の比でない。その中国人、迷いに迷って空港からホテルまで3時間もかかってしまった。見知らぬ人に送ってもらったので、無事に、無料で空港からホテルに着いただけでもいいということにしてみる。
しかし、ホテルの部屋をいっしょにシェアする同じラボのConorの発表は聞き逃してしまう。というかその日の発表はほとんど聞けなかった。しかし、知り合い数人にあって優しくしてもらった。前にも書いたけど、ここでそうとう泣き言を書いてしまったからだと思う。その日の夜、Conorと再会。日本人と中国人の英語の未熟さを語られる。あんな英語でよく国際学会来るな~~とかいわれ、ぼくにとっても痛い一言。。。
2日目、朝から学会に参加。ネットの遅さに驚く。さらにヒューマノイドロボットのセッションの数に驚く。いくらなんでも多すぎじゃないかと思う。そこで自分もヒューマノイドロボットのセッションにいることにまた驚く。その日の夜、だれかが持ってきたHappy Academic Life 2006をやることになる。ゲームの中でいつまでたっても教授になれず、かなりへこむ。朝の5時くらいまで続く。。。。
3日目、ついに発表の日。練習しようと思ってたけれど、前日のゲームであまり時間をとれなかった。楽しかったらよしとしよう。自分が発表するセッションの直前、部屋に向かったら、セッションのチェアを頼まれ、びっくりするが面白半分で引き受ける。自分の発表も無難に終えた、、、はず。発表後は、これまで経験したことのない数の人たちが質問に来てくれた。たぶん発表がおわったあと、その場で30分以上は質疑応答していたと思う。いろいろといい情報も聞けた。やっぱり学会は楽しい。
4日目以降、北京周辺を観光する。500mごとに窓からたんを吐く路線バスの運転手に驚く。30秒に一回はクラクションを鳴らす人もいた。中国の運転は難しそう。。。そして、帰国。そして、宿題提出、中間テストが直前であることに驚く。。
中国は本当に驚きの国でした。台湾にはいったことあったけれど、北京はまったく異文化で、興味深かったです。また10年後とかにいったらまたまったく違う北京になっているんだろうな。。
日本の先生方が異動されたとか、同期の人たちがドクターを取ったとか、いろいろと自分の知らない動きがあって、かなり刺激を受けた学会でした。学会で会ったみなさん、お世話になりました。ぼくはデジカメを家に忘れてしまったので、中国の思い出が一枚もありません。ぼくが写っている写真があれば送ってください。お待ちしてまーす。
異動じゃなくて移動だよ。
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