2005年10月7日金曜日

先日、同じ研究室の友達の実験の手伝いをした。彼はおれと同じprosthesisグループのメンバーですでにドクター4年目で来年の夏にドクターを取ろうとしている。当然研究もかなり進んでいて、足首の義足を被験者にとりつけて、実験を行うことができるくらいに完成度が高い。

その被験者はおれたちのアドバイザー。彼はHugh Herrという人で、前にも書いたかもしれないけれど、彼の足は膝から下がない。
experiment.jpg

写真からも、右足が義足なのがわかるよね? いままでロボットの研究をしてきたけれど、不具合で暴走することがたまにあった。ビデオとかエアコンとかが壊れるのと違って、義足が暴走したら命にかかわる事故になりかねない。やっぱ車とかってすごいんだな。。。
自分かこれからやろうとしていることの難しさを学んだ一日でした。
このあと、研究室のホームページに使うといわれて写真をとられた。すぐに終わってしまったので、自分がどんな顔をしていたのかわからない。アップされるのが怖い。。。。

1 件のコメント:

  1. 何故だかわからないけど、読んでて急に泣きたくなりました。
    今日は、俺が障害者になってちょうど2年目の日です。
    ��年前の今頃、手術室で俺は左足が不自由になりました。
    今朝見た夢は、今度は右足の切断をする朝の夢でした。
    手術に行く前にシャワーを浴びながら、俺はこの先どうなるんだろうって考えて、
    そんまま風呂場で泣いていました。起きたら、枕がびっしょり。
    いまだにそんな夢を見てしまう俺が、何だか意外で、ショックでもありました。
    まだまだ、吹っ切れてないのかなぁ…って。
    roboさん、roboさんのやろうとしていることは、凄いことです。
    それで、一体何人の人がシアワセになれるのか、
    何人の人が不安から解消されるのか、
    何人の人が、背筋を伸ばして、堂々と街を歩けるのか、
    想像しただけで、また泣きたくなります。
    海のむこうでそんなステキな研究をされてるroboさんを、本気で尊敬しています。
    日本から、エールを送っています。心の底から、応援しています。

    返信削除