ここにIDEAS competitionの結果について簡単にまとめてみた。
我々のプロジェクトExo-Kneeは残念ながら無冠に終わったけれども、final proposalのフィードバックが帰ってきたので、ここに来年のためにreflexionをしてみた。
-英語がnativeではない。
これはごもっとも。時間がないので、ばーっと書いてみてチームのメンバーでネイティブの人に添削を頼んだけれどもおそらく彼があまりみてくれなかった(?)やはり、他人に頼りすぎずにしっかり時間をかけて書く必要があると思った。あと、言い訳になるけれども締め切り数時間前に一旦提出して、そのあと全体を見直したあとに再提出しようとしたら一度しか受け付けてくれないシステムだった。
-proposalの中に"I"と"We"がまじっている
これは文章を自分で書いているときに、どうしても潜在的に思っていることがでてしまったらしい。要は義足自体はほぼ一人で作っており、最近メンバーにはいった友達と協力していただいているKopernikの中村さんは主に普及プロセスで協力していただいている。この役割をしっかりとするとともに、"I"は使うべきではなかった。
-インドでやるのか?カンボジアでやるのか?
普及プロセスがすこし複雑でクリアにジャッジに伝えることができていない部分が多かった。インドのJaipurfootと協力し、多くの途上国に手を伸ばすということをうまく表現したかったのだが。
-プラスチックではうまくいかない
これは、HDPEの特性を書いていなかったから。HDPEは一般的にプラスチックといわれている素材よりも強く、そして重い。インドでは多くのHDPEが使われている。
-LegolegとExo-kneeとの違い
Ken Endoとはだれか?という質問をジャッジングセッションときに受けた。義足に関して2つの違うアプローチをしているプロジェクトに同じ人物がいることにひっかかったらしい。あとから思ったことだけれども、この2つのプロジェクトを同じコンペに出すことはしないほうがよかった。
ほかにもいろいろと書いてあったが、手厳しいものだった。ただただ、自分たちの考えていることを10ページにクリアにまとめあげることが如何に難しいかということを痛感。そもそも義足はただでさえ市場が(他のメディカルデバイスとくらべると)小さく、ビジネスにすることが難しい。まして、Jaipurfootのようにすでに寄付でビジネスサイクルをまわしているところがあると、新しい利益の生まれるサイクルを考えることは非常に困難である。しかし、IDEASに参加したことで、新しいグラントやプロジェクトの話が舞い込んできた。ぎりぎりになって決めた参戦だったけれども、注目があつまるこのイベントに参加した価値はあったと思う。
もしいっしょに義足関連のプロジェクトをやりたいという方が連絡ください。おまちしております。
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